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フルコードバン ウォレット 内装コンビ オーダー

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ストーヴル定番の長財布、ロングウォレットの仕様変更オーダー品です。
内外装とも、すべてコードバンを使用したフルコードバン仕様。

この個体は、通常版のヌメ革(サドルレザー)からコードバンへというように素材変更の注文品。
更にスペシャルなことといえば、外装のみならず内装側までコードバンを使用しているフルコードバンだということ。

スミマセン今回は外装の画はありませんが、顔料仕上げのコードバンのため、内側の床面は革そのままの色になっています。
ベージュに見えているところですね。
今回は薄型での製作ですので、裏地革の張り込み加工はしていませんが、この部分に内貼りをすることも可能です。

そして、このお財布のもうひとつの特徴的な部分は、ツートーンのコンビネーションカラー。
カードスペースを構成するパーツの一枚を赤のコードバン素材に変更しています。
素材だけではなくカラーチェンジをすることで、印象も随分変わってきます。

実は外装部もコードバンのレッドなのです。
外装色の赤と、このカードスペースの目のように見えている赤との同素材同色仕様。
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このウォレットに使用したコードバン素材の画像です。
撮影が下手なせいで、革の質感が上手く出ていませんので、言葉で補足しますと黒は少しマットな染料仕上げの物、赤は顔料仕上げの光沢素材です。

※フィルムケースジャケットのサンプルも写っているので気付いた方がいるかもしれませんが、この個体は4~5年以上前に作り納めた物なんです。こんな感じで約20年分のカルテ的な資料画像が溜まっていたりまします。レザーログといいながら時系列な記録ではありません。

この赤いコードバンは、以前入手しておいたデッドストック品でして、色やツヤからしますと高級ランドセルなどに使われていた古い物だと思います。かなり堅牢で美しい革ですが、もう入手出来ないのが残念なところ。
現在では、おそらくというかほぼ確実に生産をしていないタンナーさんだと思われます。
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このコードバン、革の裏側(床面)に、なんともかわいいスタンプが押してありました。
今では見られないディテールですね。登録商標とも書いてあります。

そうそう、このベージュ色が上で説明したのと同じ面です。
ここの質感がとても良く、スムースで、すご~く毛足の短いスエードのような手触りなのです。

コードバン独特のきめの細かい緻密さ。
裏地革を張りつける補強施工も良いのですが、このきれいな面を活かした仕上げかたも、
コードバンを仕上げるうえでは一つの方法であり魅力なんだとも思います。








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by stovlGS | 2017-12-04 02:26 | 長財布 | Comments(0)

長財布 コードバン バーガンディ 仕様変更オーダー

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先日、コードバンの回でお伝えしたとおり、コードバンを使用したレザーウォレットや小物についても今後載せていく予定です。是非、仕様検討の御参考や比較材料に御覧ください。

ストーヴル定番の長財布には二つありまして、今回はショートタイプではないほうのフルサイズ版【ロングウォレット】のカタチをもとに、お客様の御要望で外装内装ともに仕様を変更したオーダー品になります。

・外装部の革の素材と色の変更 ヌメ革⇒コードバンの外装に
・内装部のコインスペース⇒カードスペース的なマチつき多用途フリースぺ―スに変更
・内装部、紙幣スペース上に幅広のフリースぺ―スを増設
・外装革の内装側に裏地革張り込み補強

今回のオーダー品の変更箇所4点について順番に解説いたします。

通常版では素材にヌメ革(サドルレザーという呼称の場合もあります)を使用している物が基本になりますが、この個体は外装部分をバーガンディ色のコードバン素材、内装部分にはブラックカラーのヌメ革をお選び頂き、ツートーンカラーのお財布に仕上げました。
縫製糸については、どちらの素材の色にも馴染むことを前程に幾つかの色を検討してダークブラウンに決定。革の堅牢さに負けないようにサドルステッチ技法でシッカリと手縫いしています。
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画像では斜め気味に写っていますが、向かって左側が並列配置のカードスペースのまま、右側は本来コインスペースですが多用途フリースペースに仕様変更しています。

御依頼のお客様はコインパースを別に御使用になっているとのことで、硬貨の収納はそちらに任せて、ロングウォレットのコインスペースを別用途のスペースに。通常サイズのカード収納だけに特化した物にするのであれば、ステッチやパーツの切り替えを多用し仕切りを設け個別の部屋をつくる方法もありますが。逆にお財布の幅いっぱいにスペースを確保したほうが使い方の自由度が増し複数枚収納可能になる場合もあります。それらも含めた幾つかの方法を御提案させていただきまして、今回はこの形に決定しました。
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ガバッと大きく開口しますから奥まで見渡せ収納物を容易に目視確認できます。開口する動きのあるパーツには屈曲に耐えうる良質材を部位選定し配置します。この部分に限らず革製品を形作るうえで大切なのは、組み上げ後のパーツ配置を見こした裁断工程をすることを忘れないことです。

通常よくある両サイドに扇型を折り畳んだ形のマチではありませんから、閉じた状態で表側に段差やアタリが出てしまうこともなく、自然とフラットに落ち着きます。長財布型においては、平滑さと厚みが使用感やスマートさに直結する部分ですからマチ構造の選定は大切です。

画像ではわかりづらいかもしれませんが、紙幣スペースの上側にシンプルなフリースぺ―スを増設しています。
このスペースにマチはありませんが、大きめのカードやレシート、出先で頂いた名刺等など収納することが出来ますし、紙幣を二つのスペースに分け収納する場合などにも便利です。定番型のお財布にプラスアルファの補助的な増設として多くの方にオーダー頂いている仕様変更です。

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最近よく採用頂くディテールの一つ。外装部分の内側全面、内装側から見ると屈曲する中心部分に見えている箇所に裏地革を張り込む加工です。見た目も豪華になりますし、うまく施工すれば補強の意味でもメリットがあります。ただこの可動屈曲部分は革製品において傷みの出やすい箇所でもありますので、シッカリとした施工が大前提となります。

この課題には明確な答えがなく、それゆえ考察も無しに簡単に施されている部分でもあるのです。裏地革の張り込み工程は、殆どのメーカーが行っている加工ですが、ここの作りかたひとつで使用感も耐久性も大きく変わってしまいます。
補強にもなれば製品寿命を縮ませかねないディテール箇所です。

今まで当方ではOEM量産も含め相当数この工程部分を作ってきましたが、毎回が勝負でもありました。革の硬度や伸び率・質感や接着強度・アイテムごとの屈曲角度等々検討ポイントが多く、それにあわせて厚みや伸び方向も計算する必要があります。

シッカリとした対策施工ができないのであれば意味のない箇所だとも考えます。裏地革を張るか張らないかに関係なく、もとより屈曲箇所には良い革の更に良質部位を使わなければなりません。

考察は、またいつかあらためて。。
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今回のレザーウォレット、いかがでしたでしょうか。
画像露出的に見えづらい部分もあったかもしれません。どうしても黒を黒らしく革の質感も表現するのは素人撮影ではむずかしいものですね。
この個体自体はコードバンを使用していますが、ヌメ革(サドルレザー等)等での製作はもちろん可能です。
各仕様変更の組み合わせや御相談はどうぞ御気軽に。
下記リンクもよろしくです。




Λ. 戯言を少し。
最近ストーヴルにしては更新が多いとお思いの方もいらっしゃるかもしれません。正直言いまして少し考えをあらためまして、作るだけではなく見て頂くことも大切と痛感しております。今までそれなりに長くお仕事として革製品を作ってきた私ですが、製品の御紹介や製作記をlogに載せるのは何処かこそばゆいものがありまして更新が滞ってしまっていたような気がします。まぁ無精者ということが一番の要因なのですが。

今更なことではありますが、それではいけません。活動報告をして沢山の方に御覧頂いて、今までstovl製品やOEM製品をお使い頂いている方々にも誇らしく思って頂けるメーカーにならなければなりません。構造や製法には今まで嘘なく取り組んできたつもりではありますが、より良いメーカーになる為にも。

企業向けの生産や対面販売等を経験してきましたが、インターネットで直接ご依頼いただけるようになり、昔想像していたのとは異なる印象を持つようになりました。注文生産やオーダーによる製作が多い私共のような作り手にとりましては、旧来の生産/販売形態よりも、御客様との意思疎通や信頼関係は良好なものになっていると感じています。

外から見れば通販としてとらえられるのは当然なわけですが、実のところ通販とは一番遠いところにあることと感じています。また遠方のお客様とやりとりするうち、距離は関係のないことも確認できました。

私自身も幼いころから革が好きで本革(笑)のレザープロダクトへの憧れを持ち続けてきましたので、革好きな方々のお気持ちはわかりますし、革製品の選定において失敗やガッカリを感じてほしくはない思いが強くあります。
うちの製品が良いですよといっているのではなくて、他所様の革製品を選ばれるときでも構いませんので、当方の拙い革の知見を参考にして頂いて少しでも良い選択が成されることを願っています。

「売る側と買う側」というより「作り手とユーザーさん」という感じで、気分良くお使い頂ける物をつくり続けられたら嬉しいですね。







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by stovlGS | 2017-11-23 20:30 | 長財布 | Comments(0)

長財布 ショートタイプ コードバン×ヌメ革 オーダー


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・ロングウォレット ショートタイプ。
stovlの定番ウォレットで最も長く作ってきた製品。
一万円紙幣プラスアルファの大きさで設計されたコンパクトなサイズが特徴。

今回御紹介する個体は、お財布自体は基本型のままに、素材と色の仕様変更でつくられたオーダー品。
外装にブラックカラーのコードバンを使用し、内装にヌメ革のナチュラルカラーを使用したコンビネーション素材の長財布です。
オプションのロングウォレットも付属で御注文頂きました。

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こちらのロングウォレットショートタイプは一万円紙幣に合わせた横幅寸法のためカードを並列で2スぺ―ス確保することは出来ません。しかしながら、仕切りのない1スペースになったことで幅広の収納部となり、カードを積層する収納方法であれば容量の制約がなく自由な使い方ができるようになりました。また通常のサイズとは異なるカード等はおさめやすくなっています。

オプション(別売)の取り外し式ウォレットロープを組み合わせることで、バイク自転車乗車時・野外活動時の落下や盗難防止にもなり安心です。ウォレットロープは革の色や太さ、金具の素材の変更や組み合わせも選ぶことが可能です。
この画像では、通常版の【ニッケルカラーの合金製】から【真鍮ブラス素材】の金具に変更し、片方の金具を【ブラス製のフック】にしています。

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※広角気味に撮影されている都合で台形のように見えていますが、全体の形状は長方形タイプです。

もちろんロープを使わず、ウォレット単品で使用することが出来ます。
長財布としてはコンパクトなサイズですから、ポケットやバッグ内にも収納しやすく、プレーンな形状も相まって普段使いからおビジネスシーンまで対応できると思います。実際にスーツ着用でお使い頂いているお客様も多くいらっしゃいます。


◎仕様変更の御注文について。

基本の形のままお使い頂ければ結構ですが、このショートタイプはある程度割り切った設計のお財布ゆえ、もう少し収納部が多いほうが良い方もいらっしゃると思います。そのようなご要望にお応えするべくオプションとして仕様変更のオーダーも承っております。
また予め並列個別収納のカードスペースを備え、ショートタイプとは容量と大きさの異なる定番製品【ロングウォレット】という選択もございます。

このショートタイプでは、コンパクトな基本サイズを保ちつつ、カードスペースの増減設や、コインスペースと紙幣スペースとの間に幅広なフリースぺ―ス増設の御注文を頂くことが多いです。

金具による留め構造を廃したフラップ式のコインスペースはストーヴルにおいて特徴的なディテールの一つですが、ファスナー式へ変更することも可能です。
また、スクエアシルエットへの変更や、裏地革の張り込み加工の御尾要望も多いお財布です。


Λ.私自身も長く使用してきたウォレットです。
 少々、使い手を選ぶスパルタンな仕様でもありますが、足るを知る方に使って頂きたい御財布です。
 

◎ストーヴル定番製品価格表/オーダー製品等について
◎お問い合わせ

御興味ありましたら上記リンクも御覧ください。












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by stovlGS | 2017-11-16 23:12 | 長財布 | Comments(0)

縦型カードスペース 

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じつはストーヴルの長財布の仕様変更には「縦型カードスペース」も存在します。
お問い合わせ頂いた方にはお伝えしている隠れた人気?の変更オーダーなんです。

縦型についてはストーヴル定番の多くが採用している縦横左右対称という構造とは、収納性と使いやすさにおいて異なる点もある為、意匠と使い勝手などを御理解の上お使い頂きたい構造と考えています。

こちらの縦型スペースはストーヴルの定番として表だってはお伝えしてこなかった形ですが、現在までそれなりの数をつくってきました。
この縦型カードスペースに関しても、以前某メーカーさんから依頼を受けて開発デザインの部分から携わりOEM製品として製作していた経緯があります。
この形ゆえの利点を感じたと同時に課題点もある構造と捉え製作しています。
縦型がご希望のお客様には良いところと課題点をお伝えしまして、ご納得されたうえでの御注文をお願いしています。


パターン(型紙)とパーツ配置において、重なり分の多い構造ゆえに厚み調整等でパーツごとに厳密な数値管理と漉き加工が必要となることから、
他の工程と重複する部分もあるコードバン仕様との相性のほうが、コストアップも抑えられお得かと思います。
そんなこともあり、現在はコードバン(外側のみコードバン変更とフルコードバン)のお客様限定で承っている構造になります。
通常は定番としては承っておりません。

※画像の個体は、「外側コードバン×内側ヌメ(サドルレザー)のロングウォレットショートタイプ」に変更を加えた物になります。


御興味のある方がいらっしゃれば是非御相談ください。
こちらの縦型カードスペースについても詳細はお伝えしていく予定です。



Λ.「ストーヴルサトーは書くの遅いから、いつになるのかわからないなぁ」
  とお思いの方がいらしたら、御気軽にお問い合わせくださいね。
  個別に説明いたします。











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by stovlGS | 2015-12-10 13:37 | 長財布 | Comments(0)

cordvan blue

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コードバンのブルーです。

こちらも革の入荷状況が芳しくなく、載せたとしても直ぐにお作り出来ない状況が続いていましたので、ブルーの革を使った製作記諸々をお伝えできずにいました。

現在、ブルーの素材在庫は本当に若干ありといったところで、あと幾つかだけ承れるような感じです。
来年にはまた入荷する予定ですが、その時期もまだハッキリはしていませんし、入荷数も少なく作れる数も限られるであろうことが予想されます。
もし御興味のある方がいらっしゃいましたら御検討ください。
御予約も承ります。

ここ最近のコードバン素材の入荷状況からしますと、
御注文と素材入荷のタイミングが合わない場合には、数ヶ月~半年近くお待ち頂かなければならない可能性もございます。
御迷惑をお掛けします。



画像は光でごまかしウヤムヤにしておりますが、
標準型以外のディテール・仕様も異なる幾型かの詳細をお伝えする予定です。

御不明な点・御質問等ありましたら御気軽にお問い合わせくださいね。


よろしくお願いします。















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by stovlGS | 2015-12-04 18:42 | 長財布 | Comments(0)

piano black long wallet コードバン×黒ヌメ 製作風景等

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先日のお伝えした素材入荷にあわせて、参考になるよう以前製作した漆黒バージョンの製作風景など。
これもお客様の御要望で幾つか変更がありますが、本日は細かな説明はおいといて全体の感じを。

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仕上げ中の画ですね。
この個体は外側がコードバンで、内側がブラックヌメ使用したハイブリッドな黒財布なんです。
黒のヌメ革は使いこむと艶が出てきますので、エイジングも楽しめます。
カタチとしては「ロングウォレット標準型」になります。

今まで載せてきませんでしたが、
お問い合わせ頂いたお客様にはお伝えしていた仕様変更の選択肢の一つ、
表側のコードバンに裏地としてレザー張りこみを加えた仕様です。

裏地として革を張りこむには幾つもの課題となるポイントがあるんです。多くの場合、良い面と注意しなければならないところをユーザーさん側にお知らせしていない作り手が殆どだと感じています。ストーブルではお問い合わせの御注文内容により個別にお知らせし御相談してきました。
その辺の細かく込み入った部分は長い説明になりますので今回は記しませんが、
ストーヴルが作るからには裏地レザーの張りこみの仕様でもネガな部分への対策はしていますので、安心して長くお使い頂けます。

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針穴は、すべて一目づつフリーハンドで。穴の大きさは数種類を適材適所で使い分け開けていきます。
針目のピッチや端からの距離も、革の特性を見きわめ堅牢さを保ちつつ美しくあれる位置を鑑みながら適時変えていきます。
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手縫い自体はたしかにミシンに比べれば数十倍の時間と技術を要する縫製法でもあるのですが、より堅牢で針目を傷めづらく補修性に適した方法だと思うんです。
でもそれは、素材への負担を考えての気配りや気付きみたいな要素も深く関係しているので、
良い仕上がりにする為には、技術は当たり前として、製品とユーザー側からみた使い易さへの考察の量にも比例すると考えます。

手縫いのほうが良くてミシンが廉価版ということはありません。
仕上がりの良くない手縫い製品ならミシン縫製のほうが数段上質です。


どんな仕事でもそうだと思いますが、段取りと下ごしらえが8割~9割。
実作業は少しです。手縫いだとそれが少し多いということだけ。下ごしらえや前段階の準備が多いので割合は変わらないのかもしれません。
実際完成までに携わる時間はかなり長いですが。

普通よくある物に比べて私の関わる時間が長いといっても、ひとつのお財布の製作に数日間です。(以前はOEMの量産手縫いで一日に3~4個作ってました、品質のクレーム・返品は十数年間で一つもありません)
正直いえば同じ製法でも効率よくできる部分や時間を短くすることはできると思うんです。

でも、ユーザーさんは製品と数年~10年・もっともっとそれ以上のお付き合いになると思うんです。なので、その時間により添えるよう考えると、裏切れない思いが常にあります。
生業としてのお仕事でもあるのですが、時間換算での取り組みはやめました。

普通はありえない量産手縫いにも携わってきて導き出した思いです。

オーダー製作が初めての方や失敗されたくない方がいらっしゃれば御相談ください。
お力になれると思います。


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Λ.漆黒コードバン・黒ヌメ仕様、承れます。
 現在めずらしくコードバン素材のストックあります。

 次の入荷時期はいつになるのかわかりません。 

 










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by stovlGS | 2015-11-15 18:17 | 長財布 | Comments(0)

ロングウォレット ショート ブラック ヌメ

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定番の長財布。ブラックのヌメ革 サドルレザー仕様です。
堅牢無垢な良質部位だけで仕上げています。←短く書こうとしましたが、自分にはうすく感じられ伝えきれていない印象。
ホントに良い部分だけで組み上げてます。嘘が嫌いな性分です。


ブラックレザーは同色系ステッチで作ると引き締まります。
赤や青でもいい感じになりますが、白ステッチはおススメしていません。正確に針穴をあけ丁寧に縫ったとしても縫製ラインが他の色合わせに比べると整って見えないんです。
黒白のコントラストが人気の組み合わせですが、カジュアルになり過ぎることと仕上がりの美しさからすれば課題のある色合わせと感じています。

丸みのあるシルエットがストーヴル長財布の基本形ですが
角型シルエットのスクエア型への変更も可能です。

無駄な虚飾もなくウォレットロープを省略することもできますので、使用環境を選びません。
スーツ着用の方や女性にもお使い頂いております。

薄型への変更も承ります。
通常ではstovl標準となる厚みがありますので、薄め仕様を御希望の場合は御注文ごとに理想の薄さに近づけるべく各パーツそれぞれの堅牢度と質感を鑑みながら薄く漉きあげます。
コンマ数ミリの違いを目視と手触りで確認しながらの加工になりますので、時間と手間を要する作業ですが、薄めを御希望の場合やコードバンとヌメ革を組み合わせて製作するときには数段仕上げりが良くなります。※別途費用掛かります。

載せてない物やセミオーダー仕様の物などバリエーションも多く存在します。
御希望があれば、ストーヴルの作りを逸脱しない範囲になりますが御依頼主の理想に沿った意匠と構造の整合性を見極め調整しお作り致します。

「どうぞ御気軽にお問い合わせください。」

そう書いてあっても気軽には連絡しづらいと思います。お客様にも言われました。(笑)
でも本当に御気軽に。


Λ.ストーヴルでは御注文頂いても多くの場合、即製作・即納はできません。
基本的には御予約・御注文順に製作しますので、お待ちいただくことが殆どです。
素材待ち案件や、特注製作の為に納期未定の案件もありますので、早まることもあれば遅くなることもございます。

先ずは、じっくりと仕様の打ち合わせを致しましょう。



















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by stovlGS | 2015-03-17 05:30 | 長財布 | Comments(0)

ロングウォレット ショートタイプ ブルー手染めオーダー

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前回載せた手染めブルーの完成品です。
この個体はお客様からの染色依頼での製作でした。
どうしても少しだけ赤みが取り切れませんねぇ。ムラ感ももっと無くしたかったのですが、これ以上色入れしますと濃くなり過ぎるリスクもありましたので程ほどのところで。

日光下では更に色鮮やかに見えます。
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じつはstovlサトーとしては染色の完成度に納得できずに、お客様に事情を説明するために染色後の組み上げ前の画像を見て頂いて、今回は御期待に応えられるレベルの物にならず申し訳なく出来たら染色加工も含め製作を辞退させて頂きたいとのお話を伝えたのです。
そんな頼りない作り手に対し問題ないとの御意見をいただき、製作を続行し完成した物がこの個体です。
こんなケースは初めてでしたが、現在もご愛用頂いているようでして誠にありがたいことです。

先日一年ぶりに御連絡がありまして、ちょっと面白い加工といいますかメンテナンスの御依頼が。
実作業は3月頃を予定しております。
どれだけエイジングが進んでいるのか楽しみですね。
また進度がありましたら、こちらでもお伝えいたします。


※上の画像二枚は少し良く見えてますが、染色のブルーの出方は不確定です。
元々の青い革の状態での美しさを御希望の場合はコードバンのブルーを強く推奨いたします。


a0155648_15443989.jpgΛ.子供の頃から作る事が好きで塗装の類はとくに得意に思っていましたが、革の染色は本当に奥が深いものです。

左の画像見てもらえばわかると思いますが、ムラもありますし赤みも残ってますよ。
ウマ下手な作風を目指してないので、自分としては辛いところです。
革素材や製品でよく使われる「味」という抽象的な表現でのリスク回避はあまり好きではありません。
わざと作り出す味は味にあらず。 なんつって。。
良いものならば使っていくうちに小馴れて、雰囲気のようなものが出てくると思います。

今回は依頼主様にも気に入って頂いていること、自分への戒めもあり載せてみました。

正直、経験値の少ない色や染料もありますので、
こちらから率先してブラックやブラウン系などの定番色以外の染色をどうですかとは言いにくい部分もあるのですが、もし御興味があれば御連絡ください。
良い物に仕上がるよう努めます。

















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by stovlGS | 2015-02-12 03:50 | 長財布 | Comments(0)

コインフラップ構造についての補足 その2 ロングウォレット基本型

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先日載せた補足記事ですが、更に分かりやすい画像発見しましたので追加で載せておきます。
作ってきたものすべてを撮影してきたわけではありませんが、カルテも兼ねた資料画像が多くありますので、まだ他にも見つかるとおもいます。
基本型の仕様変更の少ない物は資料撮影して残していない物も多いので、この画像は結構貴重だったり。

とりあえず、大きく立体的な開口をご覧いただいて、少しでも使い勝手が伝わればと思います。
このようにガバッと開くので出し入れが、とてもスムーズなんです。

いつも私がしつこい位にお話ししている「革裏面と断面の繊維状態等」について。

画像があまり良くないので皆様にうまく伝わるか心配ではありますが、フラップ裏の革の状態を見ていただけるでしょうか。締まっていて繊維の粒が細かく密なんです。
繊維の絡み方が強く粒状性の良い部位を適所に配置すれば、長期において繊維が崩壊してフカフカしてくることもありませんし、姿としても美しさを長く保つことができます。
とくに折り曲がるなど動きのある箇所の場合は最重要事項に捉えています。

ストーヴルでは裁断工程において、表面のキズやスレを避けることを第一には考えていません。
そう書くと誤解されそうですが傷を避けるのは当たり前のことでなんです。
本質的に良質な部分と適材適所がどこかを最優先し、繊維組成を鑑みた部位選択とパターンの配置を見極めることを最も大切にしています。

大きな牛一頭の半身状態の中で表面的には傷もなくキレイなのに、その真下の繊維状態が良くない部分はかなりの割合で存在します。
その逆で裏面や層の内部の状態が良いのに表面には傷やシワがあるといった部分も多く存在します。これらのことから本質的な意味での良質部位を使うことを前程とした裁断工程には、手間と時間をかけた見極めがとても重要になります。実際ストーヴル工房で使えると判断できるのは半身のなかで半分に満たない事もよくあります。

自分も傷のない製品を心掛けてはいるのですが、本当は少しのスレや小キズ・シワやシボなどは逆に良い表情となることも多く、完成品としてみても雰囲気のある物に仕上がる場合が多いのです。
なので裏の繊維は良好で表面の表情が荒々しくて趣きのある物をお好みの方がいらしたらお伝えください。本当の意味で良い物が作れると思いますよぉ。

実際、多くの製作現場において表面的なキズを避けることを優先しているところが多いと思うのです。そうすれば表面的には良く見えますし、写真やディスプレイされているのを見るだけで説明なく訴求するチカラになる部分ですし。
でも製品寿命や堅牢性の面でいえば、革の内部の状態も熟慮するべきことだと自分は思っています。

うちでは良質部位の見極めについて多くの時間と手間のかけている工程ですし、やはりゆずれない部分だと思っています。
製品をユーザーさんに気に入って頂きたいのはもちろんですし、革になってくれた牛や馬にも申し訳ないですし。
でも一番は自分の為にそうしているんです。気がすまないから。

こんなこと書くと気難しい作り手だと思われることも多いのですが、全然そんなことないんですよ。コダワリとか頑固といった者ではありません。

作るうえで、お客様からこちらが気付かせていただくことも多いので、御要望があればどんどんお話し下さい。
どうしても経験とか定説のなかで日々研究してる部分が多くなるので、専門ではない方からの提案の中には面白い要素もたくさん隠れていることがあるんです。それをstovlのフィルターにかけて良いと感じて頂くものに仕上げますので。


Λ. いつも同じようなことばかり書いてすみません。
このlogをよく見て頂いている方々にとっては、本当にしつこく感じられるだろうことは分かってはいます。
日々、はじめてstovlのページに訪れた方々がいらっしゃると思うのです。たまたま見たページだけではお伝えしきれない部分も多くありますので、重複部分も繰り返し書いてしまうことが多々ございます。
stovlの一番大切にしている素材選定と見究めの工程です。御理解くだされば幸いです。

フラップつきコインスぺ―スについての投稿が多いですが、もちろんジッパーの物もありますし、コインスペースを省略してカードスペースのみに仕様を変えた物が幾通りもあります。
それらに変更した御希望の容量で製作することも可能です。













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by stovlGS | 2015-01-16 06:59 | 長財布 | Comments(0)

ロングウォレット ショートタイプ size      

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定番となっているロングウォレットショートタイプ。サイズ感について。
このウォレットは名前のとおり長財布としてみますと短めなことが最大の特徴となります。
紙幣を折り畳まずそのままの状態で収納できる小さ目の長財布型って、90年代当時あまり存在していなかった記憶があります。

一万円札の大きさを基準にして、質感を犠牲にしないで形作れる最短のサイズになるよう設計しました。
お財布を設計するうえで重要なポイントになるのは、紙幣とカード類をどう配置し収めるかということ。
サイズ的観点から鑑みると、紙幣とカードはお互い相性のよい組み合わせとは言えないものどうしなんです。
とくに日本の紙幣サイズが小さくなってからは、更にバランスどりが難しくなっています。
元々カード二枚を横に並べた配置で収納を考えると最低でも横幅全長190mm以上の大きさがなければ質感を保った状態で形作ることは出来ません。
ならばカード収納部をフリースペースとすることで枚数に制限を設けずに、一万円札の大きさをもとにしたお財布を作ったほうが使いやすく潔い設計になると考えました。 

長財布としてみた場合には、コンパクトといえる全長180mm。
90年代に作り始めた頃の初期型では175mmでした。

初期の大きさのままでも問題はないのですが、少し慌ただしく出し入れを行ったりレシートをため込むなどした場合に紙幣の端が奥まで収めづらいなど扱い方に慣れが必要なことがありました。
そんなこともあって、販売開始から数年後には全長を5mm延長し各部の数値とシルエットを見直しマイナーチェンジ。その後も製作していく中で幾度もの改善を施しながら現在に至ります。

市場において市販されている長財布の多くに190mm~210mm位のものが多いと思います。

このショートタイプとの差。10~30mm。
数値的には少しに感じるこの差が大きな違いとなって効いてきます。
心の軽快感。

大きなクルマや大きなお家。どちらも快適なものです。
でも想うは 2シータースポーツやシングルシートのスポーツバイク。小さなソロ用テント。

それらハードコアなプロダクトと同じ潔さを良しとし、使い勝手と実用性を最低限確保して上質素材で組み上げる。
そんな気持ちをもって長らくこのお財布を作り続けています。

画像ですが、私物のケースと時計との比較。
広角気味な画像で本当の比較になりませんが参考までに。

現在のものと比べてかなり短めなA社ジェネレーション4のスマホ/タブレットサイズですので、本来ならもっと大きさの差が少ないと思われます。

お財布・タブともにコンパクト。
身軽さは何物にも代えがたい良さがあるようです。



Λ. オールブラックな黒ヌメ仕様。
  スパルタンです。






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by stovlGS | 2015-01-14 18:41 | 長財布 | Comments(0)