カテゴリ:ベルト( 5 )

ハンター装備 フルオーダー その5 ベルト編

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またまた前回に引き続きまして、ハンター装備の三つのうちの最後の一つ、ウエストベルトです。
ベルトといいましても、ボトムスのベルトループに通して使うものではなくて、ハンターの装備を腰回りにつけるベルトになります。
前回でも記しましたが、本来は弾帯としてベルトとショットシェルホルダー(散弾の弾差し)が一体となったものを依頼人様はお使いでした。

今回は「二本収納のナイフシース」と、「三発収納のミニマムなショットシェルホルダー」を作ることになり、この二つの特徴的な仕様をもつギアをバランスよく腰回りに装着するために、シェルホルダーとベルトを一体型とはせずに、ベルト単体で仕上げることになりました。

意匠や構造でとくに変わったところがあるわけではなく安全堅牢を第一につくりました。
ベルトの幅に関しましては、弾帯ベルトの幅を踏襲し通常のベルトより少し広めに設定。

シースには用途の異なる2本のナイフ、ショットシェルホルダーには実弾3発が収納されます。
どちらの猟装具においても実際の重さ以上に、存在としての重みがあるわけです。
このベルトはそれらの収め処のベースになるのですから、絶対的な耐久性が必要になります。
それは言葉通りの耐久性というよりも、信頼につながる質感といった方がよいのかもしれません。

今回使用した素材はUK製ブライドルレザー、厚地革の一枚仕立て。(現在同素材は手配不可)
猟装具のベースとなるベルトですので、ハンティングジャケットの上から装着する場合もあるでしょうし、
着衣の種類や季節によっても、高めの位置で使うこともあれば下げた状態で使う場合もあるでしょう。
他の装備品と組み合わせて使う可能性も鑑みて、長さ/調整代には余裕をもたせた作りにしています。


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バックルは、真鍮製のシッカリした物をセレクト。もちろん日本製。
先端部分には回転するコロがついているので、ベルトの装着がし易く革への負担も少ない形状です。
バックルより先の部分を抑えるループ状の遊カンは通常より少し幅の広い物を作り、バックルのホールピン固定位置から少し遠めに配置することで、剣先方向の落ち着きと安定感が増すように作られています。
バックルと遊カンをベルト本体に縫い付けているステッチは、その周辺部分に負担が掛からないように巻縫いや返し縫いを施し、バックルまわり全体を補強するるよう仕上げています。

ここで補足。
ベルト製作において、バックルの取り付けは難しい工程です。
ただ普通に作るだけなら市販品と同じようにバックルに引っ掛けて革を折り返してカシメるだけ、
もしくは歯のようなギザギザのついたバックルをベルトの端に銜えさせるだけでいいでしょう。
本当に良い物を作るためには、折り返し部分をどうやって仕上げるかに掛かっています。
それら見えないところを作りこんでいるか否かで、製品寿命と装着感はおおきく変わってまいります。

ベルトの要点解説は長くなりますので、また別の機会に。

次回でハンター装備の記事は最後になります。
どうぞよろしく。





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by stovlGS | 2017-10-30 18:59 | ベルト | Comments(0)

belt order.

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フルオーダーのベルト製作です。
今回は、フルオーダーといってもステッチが入るでもなく、スタッズ打ちという事でもありません。

依頼主様の御父上へのプレゼントという事で、シンプルなベルトを御希望です。
stovlのフルオーダーベルトの最大の特長、フィッティングの追求。

これを実現する為に、ご愛用のベルトを御預かりして、ベルトのカーブを再現していきます。

革の厚みや硬さ・バックルの種類によって、御預かり品と同じカーブに仕上げてもサイズ・装着感は変わってきます。 この辺は完成時の姿を推測しながら、作業毎の実測と経験値で仕上げていきます。

つづきます。
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by stovlGS | 2011-12-02 17:46 | ベルト | Comments(0)

Belt repair of other brands

今回の製作物は、元々ストーヴルで製作した物ではありません。

他社様製作のベルト修理の依頼品です。


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写真に、つづきます。
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by stovlgs | 2011-10-15 22:11 | ベルト | Comments(0)

sinn 356 flieger belt

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今回は時計ベルトの製作です。
最初に。 実は私、時計も好きなんですね。
仕事がアナログな人間だからといっても、機械式時計だけという事はなく、
クオーツ、音叉式、電磁テンプ式、デジタルと、全ての様式共々興味の対象でございます。

逆にこれ見よがしに作られた機械式よりも、真っ直ぐな設計思想で作られたクオーツやデジタルのほうが良い時計もあると思っています。
クルマ、モーターサイクル、諸々の工業製品にも共通していますが、最初から愛玩目的重視や押し付けなテイスティは、好みません。

話がそれたので、修正。

今までは面識のある方々や友人達から製作を頼まれると、こしらえていた時計バンド(←古い)です。

どうしても大切な時計を預からないといけませんし、ウエスト用ベルト以上に装着感に微妙な調整が必要なアイテムの為、製品としては表に出さないできました。

昔から自分の時計用にレザーベルトやスウェットガードなどを作りつけていましたので、たまに依頼される事もあった感じですかね。

つづきます。
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by stovlgs | 2011-05-31 17:57 | ベルト | Comments(4)

F  bag shoulder

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stovl印のオリジナル製品とフルオーダー品の製作。
取引先様向けOEM生産。

この2つをメインに活動しております当工房ですが、ときおり他社様製品の修理や改造の御相談を受ける事があります。

つづきます。
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by stovlgs | 2011-05-20 23:32 | ベルト | Comments(0)