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ロングウォレット ショート サドルレザー

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定番のロングウォレット。
長サイフでありながら、一万円札の大きさを基準に製作したショートタイプです。
こちらの素材は定番のヌメ、サドルレザーを使用しています。
タンニンなめしの革の特性によって、ユーザーさん毎のライフスタイルに沿うよう年月を掛け、飴色をおびたブラウンに、そしてダークブラウンへと変化してゆきます。
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紙幣を基準にした長さでオサイフを作りますと、カードを横に2枚並べておさめる事は不可能です。
一万円札の長さ+αサイズに特化したこのショートタイプでは、あえて個別のカードスペースを設けず、大きめのフリースペースとすることで、カードをまとめて多く収納できるなどの利点もあります。
通常のカードより大きなサイズのポイントカードやメンバーズカードなどにも適していると思います。

オサイフをバッグ内に収納せず、ヒップポケットに収める方にとっては、厚さとボリュームは重要なポイントではないでしょうか。
カードスペースの増設も可能ですが、このモデルはシンプルな構成により他のモデルより若干薄く仕上げられ、畳んだ時に対面となるコインスペースとカードスペースとの相性も考えたつくりになっています。


市場にあるオサイフ全般にいえるのは、
コンマ数ミリに薄く革をすき、その裏側に薄い裏地や芯材を仕込むことでカタチを保たせています。
なので、一つ一つの部品を極薄にし組み合わせ、大きさの割りに大容量なオサイフを作る事ができるのです。

ですから革の硬さや張力で形作られてはいないということ。
革製品というより革の触感のする製品といったほうがよいのかもしれません。
この事実は、革製品が好きだった昔の自分が一番悲しく苦しんだポイントでした。

stovlの作る革製品は、それら副資材の貼り物には頼らずに、無垢の革だけで構成しています。
それを実現する為には、質感と密度感も良く、ある程度の厚みのある革が必要となるのです。
stovlがベストと考える厚みには、革の種類ごとの特徴を鑑みて割り出した基準となる数値が存在します。
同じ革でも、ロットや入荷時期により硬さも張りも違いますので、それを考えながら厚みの微調整が必要となります。
それら理想値の範囲の中で、お客様の用途とお好みとを照らしながら調整し、組み合わせて製作しています。
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今回はお客様の御希望で、ウォレットロープの金具を真鍮製の物に変更しています。
ズッシリとした手応えと鈍いひかりは、とても雰囲気があります。真鍮は革とともに経年変化が楽しめる素材だと思います。
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コインスペースはstovl定番のフラップ構造。スナップやドットも付いていません。革より先に傷む固定金具は極力排す想いと、金具分の厚みとゴロつきを良しとせず、相対面にくるカードへの影響を考えてのことです。
シッカリと癖つけ加工をしていますから不用意に開いてしまうことは絶対にありません。何よりも大きく開口しコインをフラップに沿って手前まで導くことができ、一度使用しますとこれでなければというユーザーさんも多くいらっしゃいます。

ウォレットロープはコインスペースの上端の穴を掴むように固定します。
よくあるように穴を金属ハトメで補強しておりません。ハトメは金属製のため革の柔軟性に追随しきれずに外れてしまったり革を傷めることあります。ウォレットの修理やメンテナンスが発生した場合、ハトメがあることでばらす工程の妨げになることも考えられます。廻りの革を傷めないようにカシメを外すことは容易ではありません。
この位置でハトメ補強がない影響により、革が破損した報告はありません。
今まで、この取り付け法で千個単位の製作してきましたが、この部分の破損は一件。長年使用で全体が傷んでいた個体で、ロープ部分を何処かに強く引っ掛けるなどの通常ありえない無理なチカラが加わり破損した事例がありました。
このときも設計時に想定していた修理法を用い部分補修して以前より更に堅牢性を増し、その後もお使い頂いています。

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◎ロングウォレット ショートタイプ サドルレザー

 ナチュラル・ブラック・チョコブラウンから選択頂けます。
 縫い糸も素材と色の選択可能です。

  価格 ¥29500+Tax

   ウォレットロープが必要な場合は ¥2500+taxで御用意いたします。

   仕様変更も承ります。
   サイズ変更・カードスペース増設・コインスペース排しカードスペースに・フラップからファスナーへ等々。
   御気軽にお問い合わせ下さい。


Λ.ストーヴル製品すべてにいえる事ですが、良質な素材を選び、製品の構成パーツごとにあった部位を選定して組み上げられています。
よくある宣伝口上とはちがいます。文字通り厳選して製作しています。
キズやシワを避ける事だけに踊らされる事なく、硬さや伸びの方向性・繊維組成の密度・血筋(血管痕)などを見極め、革への負担が最小限になるような物づくりが出来なければ、本当の意味で長く使える製品は作れないと考えます。

効率やコストを言い訳には致しません。
嘘のないものを作りたいのです。








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by stovlGS | 2013-07-18 16:42 | 長財布 | Comments(0)

mag-lite bag

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製作休止していたマグバッグ。
改良しながら、また作り始めました。
本日もその作業中。おって詳細は載せる予定です。

このモデルは、ストーヴルを名のるずっと前から作っていた初期の製品で、自分的にも思い入れのあるアイテム。
元々はレザーレースを使い、腰から下げて使用しますが、D型金具を装備してますから、いろいろな使い方のできるカタチ。

現在、サイズや構造を見直しながら改良しております。
丁度、お問い合わせや御注文も頂いていたので、良いタイミングでした。
ショルダーバッグ仕様でお届けです。

Λ. 写真の個体は十年以上前の物で、出荷済みの為に手元には御座いません。
参考程度に御覧下さい。











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by stovlgs | 2013-07-02 16:31 | mag-lite バッグ | Comments(0)