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smart key case

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ストーヴルオリジナル意匠と構造のスマートキーケース。
フルオーダーでお作りしています。

元々は自分のホンダ用に必要になり作った物だったので、表だって御注文用としてきたものとは若干感じはことなるのですが、それなりの数を作ってきました。
やはりお問い合わせの多くは以前載せたホンダの同系列の物のバリエーションについて御相談頂くことがほとんどですが、
他の自動車メーカーとくにトヨタやレクサス系の幾つかの形違いをフルオーダーで作らせていただきました。
(上の画像はレクサス用のフルオーダー品。いずれ製作記事を書きますね。)

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ボタン・スイッチ類の配置が車種やグレードの仕様によりいろいろありますので、形は同じでも使い勝手と堅牢性・意匠性を考え合わせて、気持ちよくお使い頂ける物を作りあげるのはとても難しい作業です。

上の個体はホンダ用のバリエーションの一つ。スイッチ用の窓を開けるか、革のボタンを縫い付けるか等、操作性と堅牢性を鑑みてデザインは幾通りもございます。
依頼主さんとのお話の中で一つはほとんど使わないとのことで、その位置は凹ませたシルエットと配置だけがわかるようにし、ボタンの意味を表示するマークや記号はあえて入れていません。そのユーザーさん専用品なので、こんなところもオーダーならではでしょ。



うちで作る物はざっくりとしたサイズ感ではなく、完全なフィット感を目指しますのでキツからず緩からずは大前提。操作性とスマートキーを守ること、どちらもバランスした物しか作りません。
あとカッコ悪くないこと、これは元の形状やスイッチ類に合わせるしかないのでむずかしい課題ですが、愛着を持って長期間使用するには最も大切な要素の一つです。

似たような物も巷にはあるようですが、完全に同じ構造の物はないと思われます。
簡単に量産で出来るものではありません。どこか異なっている筈です。御確認ください。

フルオーダーの場合は、先ずキー本体を画像をもとに検証させてもらって、その形に合わせた構造と意匠のバランスが取れそうと判断した時にのみ作らせていただいてます。(大体の場合、何とか作れています。デザインはキーの形にあわせる都合で個々の案件ごとに異なります)
価格はキーケースと捉えるとお安いとはいえないと思われます。それでも常識の範囲ですが、フルオーダーの場合には一つ作るのに一日では終わらないことのほうが多く、構造デザイン検証まで含めますと相当に時間もかかります。
大きなものではありませんが、最良質部位を使用しないと完全フィットした立体化と数年後までを見こした安定化は実現できません。
高級車用の場合には純正ケースが数万円することもあるようなので、それに比べればストーヴル製は数段高品質な物をお作りできますし、価格的にもかなりお得に感じられると思います。

正直いいますと作っても利益のほとんどない製作なうえに、自動車用の重要部品用ということもありいつも以上に緊張と責任を伴った製作になります。

こういうことも出来ますよという、技術的広報的な製品でもあります。
もし本当に御興味ある方がいらっしゃいましたら御相談くださいませ。
 
絶対に良い物はお作りします。














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by stovlGS | 2015-11-30 17:59 | スマートキーケース | Comments(0)

natural

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 ヌメ革のナチュラルカラーも入荷してきました。
今回の革もかなり良質な感じです。

画像は製作途中画像。
お客様への製作レポートの画像ですね。

良い色に育ちますよぉ。





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by stovlGS | 2015-11-23 18:59 | Comments(0)

Λ

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by stovlGS | 2015-11-22 05:24 | Comments(0)

糸切り用途としての victorinox。 修理も完了

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先日の外回りの締めはナイフの修理をおねがいしてきました。それについては後のほうで。

子供時分から道具類は好きな方でしてね。学生の頃からウエンガーとビクトリノックスのツールナイフなども愛用しています。昭和ふうに言うなら十徳ナイフですね。
あの頃って類似品も多くて本物といえるスイス製の物は現在より高級だったイメージ。値段的な意味じゃなくて舶来感みたいなのがそう思わせてましたよね。

本題の十徳ナイフ、いろいろと機能がついている割りに使えないってイメージないでしょうか。
私も仕事用の刃物は日本製をメインに使用していますが、小バサミ・糸切り鋏に関してだけはこの画像にあるアーミーナイフを常用しています。これが使えるんです!
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服飾の立体裁断とデザインを学んでいた25年くらい前だったと思うんですが、この小さなミニシリーズが発売されたのは。友人がチョキチョキ使ってた記憶があります。
ず~っと後になって気付くのですが、このハサミが優れモノだったわけです。個人的には。
もちろんそれまで日本製やドイツ製の洋裁用の糸切り鋏も使ってました。やはり専用は使い易く良いものでしたが。
皮革製品を手縫いでも製作するようになってからは、洋裁用は先端が鋭すぎて革表面に傷を付けやすいと感じていました。
従来の糸切り鋏だと堅いバッグの内側の奥~のほうなんかで糸を処理しなければならない時などは、鋏ごと拳の中に納まってしまうサイズの為に狭いところだと切ることが出来ませんし(私の拳が大きいせいもあり)、鋏の全長自体が短いせいで奥まったところまで刃が届かないんです。
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そこで、このミニシリーズ。
普通サイズのスイスアーミーナイフはツーリングやキャンプのお供としてよく使っていましたが、ミニシリーズに関しては取引先のショップさんで譲ってもらった物があったのに僕の手には小さすぎなこともあり殆ど使っていませんでした。
ある日、革用途にはあの小バサミ使える!って気が付いたんですね。
切れ味は抜群ですし、折り畳みを展開すると鋏としての全長が長くなるところが自分的にはgood。
折り畳み構造のため鋏の片方がグリップ側に固定された形状なので、そこに手を添えてもう一方の側をレバーのように押す動作でも切ることができるので、今まで無理だった奥まった狭いところにも刃の先端が到達することが出来るようになりました。
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実は数か月前に壊れてしまい修理するか買い換えるかを考えているクリアーグリーンのヴィクトリノックスがありました。
画像はすでに直った状態のもの。写真に残しておけばよかったのですが撮り忘れてしまい存在しません。
赤矢印のバネ部分が数年間毎日酷使された事により破断してしまいました。
たぶん自分の使い方は、おそらく普通に想定される数十倍にちかいの頻度で使用していた可能性もあり壊れるのも仕方はなく、バネ自体はかなりの耐久性があるものだと思います。
でも小さいハサミなんで、ここが破断してしまうとバネの反発力無しでは開く作用が効かず使用不可になってしまいます。
ナイフ自体の性能からすると、本当に格安な製品なんで買い替えも考えつつ直営店に伺ったところ、その場で修理可能とのこと。早速お願いしまして無事機能回復!修理完了です。
ちなみに消耗部品ということで修理費用は無料でした。

無料というのも嬉しいですが、それ以上に他の部分が機能しているのに使えないのってなんか寂しいじゃないですか。それがこんなに素早くシッカリと修理していただいて現場復帰できる有り難さ。感謝ですね。
メーカーの補修体制も素晴らしいです。

最近レザーの世界では無責任に「一生モノ」を謳う作り手が多い事に辟易していたところだったんで、このサービスは軽い衝撃でした。
革にも寿命はあります。堅牢な素材とはいえ長所短所もあり特性にあった使い方をすれば長持ちするのがレザープロダクトです。お客様と作り手の相互理解があってこそ長持ちします。そうすれば革も応えてくれて一生モノに近づくのかもしれません。そうなれるように取り組んではいますが一生モノを安易にはいえないのがstovl製品だということを御理解頂ければ幸いです。

ナイフの話に戻りますが、こんな傷だらけの樹脂グリップにも、味や記憶ってあると思うんです。
直してまた使える嬉しさって、道具や物を愛する人たちとっては新品を購入すること以上に幸せなことだと感じました。

この小さなスイスアーミーナイフ、さらに見直しました。これからも毎日働いてもらいます。
というか仕事を手伝ってもらいますよ。


Λ.皆さんも是非使ってみてください。
 直営店だと、そこで購入した物でなくても修理を受け付けてもらるそうです。(要確認)
 ミニシリーズ以外のハサミのバネも補修可能みたいです。
 心強いぞぉ!ビクトリノックス。










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by stovlGS | 2015-11-19 07:08 | Comments(0)

今日は出ております

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本日は都内取引先まわりで外出しておりますので、電話でのお問い合わせは明日以降でお願い致します。
メールはいつでも受け付けております。

昨日もコードバンの バーガンディ色での御注文について電話での御相談がありました。
フルコードバン仕様とコンビ素材について・大きさ・使用感等、それぞれの特徴と短所長所など説明させていただき、じっくりとお話しすることができました。遠方からのお客様でした。
うちは遠方からのお問い合わせも多く本当にありがたく思っております。この御相談やメールでのやりとりなどの時間をとても大切に感じています。

※実物を見れない状況でのオーダーはご不安もあると思うのですが、御安心ください。
写真よりも良い仕上がりになることはお約束できると思います。
ちなみに10年近く前のカメラ600万画素エントリーモデルにて撮影しています。画での脚色は殆どありません。というか良くする機能と術を持ちあわせていません。


入荷予定分のコードバン
黒を少し多めに手配しましたが、もう今年の入荷はなさそうとのことです。
こちらも数が限られますので、御注文をお考えの方は御検討のほどお願い致します。

また、仕様につきましては、ヌメ革との組み合わせやコンビカラー・フルコードバン仕様などバリエーションは多岐にわたりますので、価格や納期など御気軽に御問い合わせください。

Λ.フルコードバンでの御注文が重なりますと、はやめに払底することもありますので御容赦ください。








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by stovlGS | 2015-11-17 10:27 | Comments(0)

piano black long wallet コードバン×黒ヌメ 製作風景等

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先日のお伝えした素材入荷にあわせて、参考になるよう以前製作した漆黒バージョンの製作風景など。
これもお客様の御要望で幾つか変更がありますが、本日は細かな説明はおいといて全体の感じを。

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仕上げ中の画ですね。
この個体は外側がコードバンで、内側がブラックヌメ使用したハイブリッドな黒財布なんです。
黒のヌメ革は使いこむと艶が出てきますので、エイジングも楽しめます。
カタチとしては「ロングウォレット標準型」になります。

今まで載せてきませんでしたが、
お問い合わせ頂いたお客様にはお伝えしていた仕様変更の選択肢の一つ、
表側のコードバンに裏地としてレザー張りこみを加えた仕様です。

裏地として革を張りこむには幾つもの課題となるポイントがあるんです。多くの場合、良い面と注意しなければならないところをユーザーさん側にお知らせしていない作り手が殆どだと感じています。ストーブルではお問い合わせの御注文内容により個別にお知らせし御相談してきました。
その辺の細かく込み入った部分は長い説明になりますので今回は記しませんが、
ストーヴルが作るからには裏地レザーの張りこみの仕様でもネガな部分への対策はしていますので、安心して長くお使い頂けます。

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針穴は、すべて一目づつフリーハンドで。穴の大きさは数種類を適材適所で使い分け開けていきます。
針目のピッチや端からの距離も、革の特性を見きわめ堅牢さを保ちつつ美しくあれる位置を鑑みながら適時変えていきます。
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手縫い自体はたしかにミシンに比べれば数十倍の時間と技術を要する縫製法でもあるのですが、より堅牢で針目を傷めづらく補修性に適した方法だと思うんです。
でもそれは、素材への負担を考えての気配りや気付きみたいな要素も深く関係しているので、
良い仕上がりにする為には、技術は当たり前として、製品とユーザー側からみた使い易さへの考察の量にも比例すると考えます。

手縫いのほうが良くてミシンが廉価版ということはありません。
仕上がりの良くない手縫い製品ならミシン縫製のほうが数段上質です。


どんな仕事でもそうだと思いますが、段取りと下ごしらえが8割~9割。
実作業は少しです。手縫いだとそれが少し多いということだけ。下ごしらえや前段階の準備が多いので割合は変わらないのかもしれません。
実際完成までに携わる時間はかなり長いですが。

普通よくある物に比べて私の関わる時間が長いといっても、ひとつのお財布の製作に数日間です。(以前はOEMの量産手縫いで一日に3~4個作ってました、品質のクレーム・返品は十数年間で一つもありません)
正直いえば同じ製法でも効率よくできる部分や時間を短くすることはできると思うんです。

でも、ユーザーさんは製品と数年~10年・もっともっとそれ以上のお付き合いになると思うんです。なので、その時間により添えるよう考えると、裏切れない思いが常にあります。
生業としてのお仕事でもあるのですが、時間換算での取り組みはやめました。

普通はありえない量産手縫いにも携わってきて導き出した思いです。

オーダー製作が初めての方や失敗されたくない方がいらっしゃれば御相談ください。
お力になれると思います。


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Λ.漆黒コードバン・黒ヌメ仕様、承れます。
 現在めずらしくコードバン素材のストックあります。

 次の入荷時期はいつになるのかわかりません。 

 










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by stovlGS | 2015-11-15 18:17 | 長財布 | Comments(0)

コードバン素材入荷します! 御予約承れます。

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来週待ちに待ったコードバン素材が入荷します。

最近、革の世界ではコードバン製品が人気ですが、元々生産量の多くない希少素材な事と良質な鞣しをするタンナーさんも少ないことから、市場でのコードバンの需給バランスが完全に崩れております。

当工房でも9月中に入荷する予定だったコードバン素材も遅れに遅れ(タンナーさん・革屋さんは頑張ってくれています)、年内の入荷も厳しいとの見方もでておりましたところ、少量ではありますが入荷のお知らせを頂きました。

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実を言いますと、コードバン素材の製作記事を載せられなかった理由の一つに革素材の手配状況が影響していまして、
記事を載せればそれに関連したお問い合わせが増える事もあるわけでして、御予約を頂いてもいつ入荷するかわからないコードバンをお待ち頂くのは製作者側としても申し訳なく気が気ではないわけです。そんなことから夏以降の更新が滞りがちだったということもございます。

自分としてはそれをいいことに(よくはないのですが)、溜まっていた御予約品の製作に集中することができ、数ヶ月~半年お待ちいただいていた御注文も少しづつ納品完了し、久しぶりに少し先が見えて参りました。

現在もお待ち頂いている製作もありますので、御注文頂いてもすぐに製作に入れますとは言えない状況ですが、コードバン素材の入荷が決まったことですし、御注文をお考えのお客様はお問い合わせ頂くのによいタイミングかと思います。

もちろんコードバン以外の素材を使ったご注文も大歓迎です。
本来ヌメ革を基本にした製品が標準品となります。
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ただコードバン素材は入荷数がかなり限られますので、早めにご検討されてみてください。
今回はブラックとバーガンディ色のみの入荷になります。
ブルーをご希望の場合はご予約承ります。こちらも手配済みですが入荷は少量になりますので、ご検討くださいませ。
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※当方使用のコードバンは少しマットで透明感のある上品なツヤの革です。
エナメル的に輝かせたり、艶やかさだけをお求めの方には向かないと思われますので御注意ください。


Λ.良い物になるよう本気でお作りしています。
 メールでお問い合わせの際は、可能な範囲でお名前や御連絡先等記していただけますようお願い致します。
 
TEL/FAX 049-222-3724
stovl@ac.auone-net.jp
stovl佐藤











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by stovlGS | 2015-11-12 16:42 | Comments(0)