<   2017年 10月 ( 8 )   > この月の画像一覧

ハンター装備 フルオーダー その5 ベルト編

a0155648_18010980.jpg
またまた前回に引き続きまして、ハンター装備の三つのうちの最後の一つ、ウエストベルトです。
ベルトといいましても、ボトムスのベルトループに通して使うものではなくて、ハンターの装備を腰回りにつけるベルトになります。
前回でも記しましたが、本来は弾帯としてベルトとショットシェルホルダー(散弾の弾差し)が一体となったものを依頼人様はお使いでした。

今回は「二本収納のナイフシース」と、「三発収納のミニマムなショットシェルホルダー」を作ることになり、この二つの特徴的な仕様をもつギアをバランスよく腰回りに装着するために、シェルホルダーとベルトを一体型とはせずに、ベルト単体で仕上げることになりました。

意匠や構造でとくに変わったところがあるわけではなく安全堅牢を第一につくりました。
ベルトの幅に関しましては、弾帯ベルトの幅を踏襲し通常のベルトより少し広めに設定。

シースには用途の異なる2本のナイフ、ショットシェルホルダーには実弾3発が収納されます。
どちらの猟装具においても実際の重さ以上に、存在としての重みがあるわけです。
このベルトはそれらの収め処のベースになるのですから、絶対的な耐久性が必要になります。
それは言葉通りの耐久性というよりも、信頼につながる質感といった方がよいのかもしれません。

今回使用した素材はUK製ブライドルレザー、厚地革の一枚仕立て。(現在同素材は手配不可)
猟装具のベースとなるベルトですので、ハンティングジャケットの上から装着する場合もあるでしょうし、
着衣の種類や季節によっても、高めの位置で使うこともあれば下げた状態で使う場合もあるでしょう。
他の装備品と組み合わせて使う可能性も鑑みて、長さ/調整代には余裕をもたせた作りにしています。


a0155648_18012483.jpg
バックルは、真鍮製のシッカリした物をセレクト。もちろん日本製。
先端部分には回転するコロがついているので、ベルトの装着がし易く革への負担も少ない形状です。
バックルより先の部分を抑えるループ状の遊カンは通常より少し幅の広い物を作り、バックルのホールピン固定位置から少し遠めに配置することで、剣先方向の落ち着きと安定感が増すように作られています。
バックルと遊カンをベルト本体に縫い付けているステッチは、その周辺部分に負担が掛からないように巻縫いや返し縫いを施し、バックルまわり全体を補強するるよう仕上げています。

ここで補足。
ベルト製作において、バックルの取り付けは難しい工程です。
ただ普通に作るだけなら市販品と同じようにバックルに引っ掛けて革を折り返してカシメるだけ、
もしくは歯のようなギザギザのついたバックルをベルトの端に銜えさせるだけでいいでしょう。
本当に良い物を作るためには、折り返し部分をどうやって仕上げるかに掛かっています。
それら見えないところを作りこんでいるか否かで、製品寿命と装着感はおおきく変わってまいります。

ベルトの要点解説は長くなりますので、また別の機会に。

次回でハンター装備の記事は最後になります。
どうぞよろしく。





.


[PR]
by stovlGS | 2017-10-30 18:59 | ベルト | Comments(0)

ハンター装備 フルオーダー その4 ショットシェルホルダー試作/製作編

a0155648_01175163.jpg
ひきつづきまして、ハンター装備のもう二つのうちの一つ。弾差し。別名ショットシェルホルダーです。
※上の画像は端材で試作した各部検証用のサンプルです。
依頼主様が今までお使いだった物は、腰に巻く幅広のベルトに複数の弾が差せるようになっているベルト一体型の弾帯でした。
そのベルト一体型の弾帯から、今回は二つの独立した装備品【弾差し部分】と【ベルト部分】として仕上げていきます。

いつものごとく良いものを作るためには、先ずその対象物となる収納品の研究と実測からから始まります。
本来ならば、今回はその収納物となる散弾が必要なのですが、物がモノだけに実物を手に入れるわけにいかないという課題がありました。
そのかわり、参考資料として弾帯(御使用の物)と一緒に送って頂いた散弾のレプリカがあります。
それが画像に写っている黄色いほうの弾なのですが・・。
a0155648_02222710.jpg
これがむかし雑誌でよく紹介されていた散弾型のオイルライターでして、御愛用の弾差しに嵌まっている状態でもキツい感じで小さなクラックも散見されました。
そこで実弾の数値を調べて散弾型ライターの数値とを比べてみたところ、この黄色の弾は結構大きめであることが判明した次第。さて困りました。ファジーな作りでならば革の柔軟性に頼って作ることも出来ます。(実物の弾差しはそんな感じ)
でもこの黄色いレプリカ散弾の実測値が、実弾と比べ0コンマの違いではなく数mm単位で異なる数値を見てしまった後では、このショットシェル型ライターをベースに作ることはできません。もし作ったとしても数年~数十年後までしっかりと散弾を保持する事が出来るか心配です。
散弾は刃物以上に危険な物ですから、紛失や事故があっては絶対にいけません。

a0155648_03194898.jpg

更に調べていくうちに散弾にもサイズの他に用途や種類が幾つもあることを知りまして、
日本で使われている一般的な散弾のサイズや種類について理解を深めるべく、ファンシューティングの記事でお世話になった専門家の神崎さんに御相談したところ、
丁寧に解りやすく教えてくださっただけではなく、忙しい時間を割いて散弾をもってお越しくださいました!

銃器の所持免許がない当方の為に合法的に触れることが許されている模擬弾です。
火薬や雷管が組みこまれておらず中身は空なので危険性はありませんが、サイズは散弾の実物そのもの。

〇画像のグリーンの弾が模擬弾です。

ちなみに模擬弾とは装填や排莢など銃器を扱う練習時に使われるものだそうです。今回の模擬弾はスラッグ弾という散弾ではなく大きな一つの弾が先端に込められている物のようです。
こうして比べてみますと散弾型レプリカライターのほうは高さがあり直径もかなり太い事が確認できました。

おかげ様で、この模擬弾があることによって散弾の形状にそった革の安定化加工もしやすくなりますし、ホルダ―の使用感や安全性の検証作業を進めやすくなります。
a0155648_03110641.jpg
サンプル試作の段階では、弾差し部分のうえにカブセを設けて開き留めの固定を付けることも幾つかのカタチで検討しました。
想像ではありますが、もし獲物からの突進や反撃にあった場合、カブセがあることで散弾の装填が遅くなりハンターさん自身に危険が及ぶことはないだろうか、あるいは装填の遅れで撃ち逃しや打ち損じの原因にはならないだろうかとも考えました。
お客様に御相談したところ、以前から使っている弾帯にはカブセはなく、実際に現場で使う弾差しの多くは操作性を重視してかカブセがない物が多いと伺ったことから、今回はカブセ無しの三発差しで製作することになりました。
万が一にも抜け落ちてしまう事故や紛失等がおこらないように、革素材と散弾とのフィッテイングについては試作段階から最大限に注意を払い取り組みました。何しろ安全第一。
a0155648_04323649.jpg
カタチとしてはシンプルで定番といえるもの。今回は安全性が最優先される猟装具ですから元々あるカタチを参考に、素材の吟味・使用感やフィーリングの調整・堅牢度の向上に重点をおいて仕上げました。
何か今までの物と異なる部分があるとすれば、三連装だということでしょう。
よくあるシェルホルダーは5~10連装が多いようですが、お客様との御相談で今回は必中の三発仕様。
他に多弾数装備のものも併用されるとのことでしたので、そちらには散弾こちらにはスラッグ弾みたいな使い分けも出来るのかもしれません。
a0155648_04315740.jpg
サイドから。こちらもシンプルに基本に忠実に。
今回は同時に専用のベルトも製作していますから、そのベルトの厚みと幅に合わせベルト通し箇所と装着位置の高さ調整等も鑑みて各部寸法を調整しています。
縫製箇所についても注意しなければならないポイントがあります。上部の白いステッチの奥、とくにここは縫い糸とベルトとが常に触れ合うところですから、糸切れ防止対策を施さなければなりません。
縫製ラインを溝状に凹ませるか溝堀りをして糸が革表面より沈みこむようにして縫い締めます。その上でパラフィンを擦りこんで糸を更にガード。こうしておけば長期使用においても糸切れを防ぐことができますし、その道具を安心して使うことが出来るでしょう。
このへんの対策が不十分であっては、散弾がおさまる部分をいくらしっかり作ったとしても、ベルト保持に関するところが傷んでしまっては安全とは言えませんからね。念には念をそれがストーヴルのやり方です。
a0155648_04355327.jpg
三連装ショットシェルホルダ―完成です。ルックス的にはミニマムであること以外では定番のカタチですね。
でも市販されている物より数段シッカリしていると思います。そうでなければ注文製作の意味はありません。
この素材になってくれた革にも、これからこのショットシェルホルダーを使うとき対峙する命へも申し訳がたつように。
いい加減な物は作れません。
a0155648_04321705.jpg
抜き差しの感じをお伝えしますと、クリアランスゼロで散弾と弾差しが嵌まっております。シェルの円周面と革の内壁がピッタリと吸い付くようにフィットしているので不用意に抜けてしまう心配は全く無さそうです。逆に抜きとるときには真空気味になって良い感じの抵抗感を従いスポっていう感じで扱えます。
逆に嵌め込むときには空気の圧力と摩擦を感じながらキツすぎることもなくスッとおさめることが出来ました。
散弾の下側部分を形作っている縫製されていない切り替え部分、ここが弁の役割を果たしています。

今回のショットシェルホルダー(弾差し)は製作者自らが実際に使用して試すことができない物ですから、
依頼主様と相談しながら安全性を最優先で作ってみました。


続いては御注文のハンター装備最後の一つ、ウエストベルトについてお送りします。






.

[PR]
by stovlGS | 2017-10-28 17:15 | ナイフシース | Comments(0)

ハンター装備フルオーダー その3 シース2in1 完成

a0155648_15355714.jpg
また前回に引き続きまして、二本差しのシースについて。こちらでは完成後撮影した各角度の画像をお送りします。
上の画像はナイフ二本を収納しフラップを二つとも閉じているところです。
手前に見えているストーヴル留め方式の固定方法は、差し込みの変形とでもいいましょうか。ベルトを差しこむ前に、先ずstovl印の入ってるループにフラップを被せるように閉じてからベルトを差しこむことでシッカリとした固定が可能となります。
このままでも簡単に抜けてしまうことはありませんが、ベルトにはフック状の返しをつけていますので固定力とともに節度感のある抜き差しも実現しています。
このフラップは抜け止めの為だけではなくベルトに沿うようなカタチとすることで、ナイフのヒルト部分(指当ての突起)を包み込むように抑え込むことでナイフをより安定させる役割を担っています。
画像では内側になっているため説明しづらいのですが、フラップの端部分と裏面が、グリップからヒルトにつながる三次元のカーブに沿うように押しつけられることでナイフをシッカリ保持しています。
この辺のセッティングは本番の製作時だけでどうこう出来ることではありません。試作の時点で細かく調整・確認をして、はじめて実現出来る部分でありますから量産品ではむずかしいディテールともいえると思います。
a0155648_01251778.jpg
裏側の画像です。
このシースはデザインを優先に作られているではありません。ナイフに即した形状をもとに依頼主の御希望用件を考え合わせ素材とナイフに無理が掛からず使いやすいものとなるように組み合わせたものです。もちろんその限られた条件の中でバランスが良くなるように、ストーヴルのおまじないはかけてあります。この裏面のディテールが少ない表情をご覧頂ければお分かりいただけるのではないかと思います。
前回にも書きましたが、補修が必要になる可能性のあるベルトパーツ(フラップ/カブセ)の取り付け位置を外周部に配置することで、修理時のシース本体への負担が最小限になるような設計になっています。
a0155648_01234629.jpg
今回のシースは腰に吊り下げるかたちです。ブレードまわりは積層の組み合わせによりナイフ収納部が形作られていることで必然と剛性はありますが、グリップ部分についてはそこまで対策ができずブレード部まわりに比べますと剛性が低い事にかわりありません。
ナイフ2本の重さと過酷環境での使用を鑑み、グリップ部裏側からブレード部裏側にかけて添え木状の支えにもなるように「ベルト通し」自体を堅牢なブリッジのような構造にしています。
実際にこのベルト通しを付けたことで剛性確保ができ、革のしなやかさも失うことなくナイフへの形状追従性も確認できました。
a0155648_01272886.jpg
シース先端部は、湿度調整の意味と、埃やゴミの排出やメンテナンス時のことも考え合わせ必要最小限に開口しています。
もちろんブレードの先端から開口までは充分な距離を確保していますので安全性の意味でも問題ありません。
こう見ますと積層枚数が多いので1枚1枚の革が薄く感じられるかもしれませんが、そんなことはありません。
堅牢で厚みのある革を使用していますので御安心ください。
a0155648_01225820.jpg
重量について。
こうやって横方向から見ますと重たそうに感じられる方もおられると思います。でも実際には画像から受ける印象よりも軽い仕上がりになっています。
大きなナイフにも劣らない質感ですから軽い!っていう程ではないのですけど。
剛性確保と安全マージンの余白を持たせているところ以外は、ナイフ2本が収納できるように刳り抜かれています。
上の画像の段差部分のように、剛性とデザインバランスによって足すところと引くところを鑑み、機能の部分で必要のない積層部分は軽量化のために除く作業もしています。
このへんは、闇雲に減らせばよいというところではありませんから、物から受ける印象や表情に違和感が出ないように全体のバランスをみながら調整する必要があります。
a0155648_01262122.jpg
画像にあるstovl印のあるループについてちょっと説明。
画像では見えませんが、刻印と対面の位置、シース本体に縫い付け抑え込んでいる革のパーツの下側で、革がリング状になたった縫製箇所があります。そのことを御理解いただいたうえで、構造の特徴について少々。

このストーヴル留め方式の開閉構造を用いるときには、ループをシース本体に直接縫い付けてしまう事は致しません。一手間二手間ふえますが、補修性や使いやすさに直結する部分ということもあり外せないディテールです。
ループ部分が外側に一番出っ張っていますので一番擦れやすい箇所でもあり、傷んだ場合には交換がし易いように小さな帯状のパーツを介して取り付けるようにしています。このパーツも内側で糸が溝堀りにおさまり面一になる縫製法を施してありますのでブレードと擦れ合うことによる糸切れについても対策済みです。
この取り付け方の有効性は他にもありまして、この一つパーツを介することでループが円状に形作られるためにループ自体に立体感が生まれ、フラップとのに嵌め込みもしやすくなり操作性がより良好に。
また、抜き差しにおける節度感の調整をこのループの円周や革素材の厚みの変える事によって行うことも出来るのです。
a0155648_01280792.jpg
完成時全景です。
今回の個体、ナイフシースとしては異形と思われてしまうかもしれません。
また作り手としては奇をてらったという意識はまったくなく、
前にも書きましたが、ナイフの形状と必要要件に沿って、
素材と使い手に負担が掛からないように嘘のない製法と構造を考察していきますと
自分としてはこのような形になってしまうことが多いのです。
機能を満たすことは当たり前のこととして、カタチについていえば使う方の好みから大きく外れてしまうことは正しくありません。やはりルックスは最も大切な条件、気にいって頂けなければ本当の愛用品にはなれないということですから。
結果としてそれが依頼主のお好みにあえば、これほど幸せなことはありません。

もし、御興味ある方がいらっしゃればシースの御注文承ります。
もちろん一般的なディテールのシースもお作り出来ます。
開閉をつかさどる留めの構造につきましては、ナイフの形や大きさによっても適した方法がございます。当方で言うところのストーヴル留めが一番良いとも思っておりません。シンプルな構造や方式の一般的な方法で作られた物でも、一手間加えればより安全で傷みづらく作ることが可能です。
そのようなことからもシースの形状やディテールについては、ナイフの画像を拝見したうえで御希望の形のものが出来るか判断させてもらえればとおもいます。
どのような場合でもいえるのは、安全と思えるものしか承れません。
以上、長くなりましたがシースについてでした。

またまた、続きまして他の装備品についてもお伝えしたいと思います。
是非もう少しお付き合いくださいませ。











.



[PR]
by stovlGS | 2017-10-26 03:17 | ナイフシース | Comments(0)

ハンター装備フルオーダー その2 シース2in1 試作/ディテール編

a0155648_18083953.jpg


前回に引き続き御注文頂いたハンター装備の一つ、ナイフシースについて。
最初に完成の画像、フラップを解放した状態です。このシースは二本のナイフを収納する少し特殊なカタチ。
ナイフの形状等については前回の「その1」に載せましたのでそちらをご覧ください。

世にある殆どのシースにおいて開き留めとして用いられているスナップやドットボタン。使いやすさやコストの意味では大変便利で使いやすいのはいうまでもありません。
これらのスナップやドットボタンについて、ストーヴルでも対策を施したうえで適材であれば使っていますし、実際使い勝手の良いものです。

しかし、重さのある物や大きな刃物などの絶対に安全を確保しなければならないものの場合、ある程度のチカラが加わるだけで簡単に解除されてしまう留め金具の構造で安全といえるのでしょうか。
日本では使用する現場以外でナイフを身につけることは軽犯罪法等で禁止されています。持ち歩くときはシッカリと梱包してバッグの中に収納しなければなりません。
もし背負ったザックの中でナイフが踊ってしまい何かのはずみでスナップやドットボタンが外れてしまったとしたら、それは恐ろしい事態です。考えすぎかもしれませんが、安全面において対策のし過ぎはないと思うのです。

【今回シースにおける留め金具と止め方は、真鍮製ギボシとストーヴル留め方式です】

安全性の他に、金具部品と製品の相性を検証しなければならないことは幾つもあります。
ナイフシースに関していえば、金具をカシめる位置や固定の仕方によって、ブレードやグリップに傷がついてしまうということ。
ブレード部分の革に直接金具をカシメている物がとても多く、ナイフを守るためのシース自体が傷をつける原因になっているなんて悲しいことじゃないですか。
それに固定時にバチッと音がしてしまう事も人によっては品がなく感じられますし、そうでなくてもカシメの個体差や打ち損じ気味なものは節度感が良好でない物も多いと感じています。節度感が緩くなり修理をするにしてもシース自体の構造が直すことを前程にした製法で作られていない場合が殆どなんです。これも悲しい。

この世にはコストや面倒との理由で御座なりになっている課題が沢山存在します。それでも懸命に考え改善していけば何か良い方向が見えてくるものです。
今回の場合も、必要用件と実現したいディテールを鑑みながら全体のバランスを見ていったところ、おのずとナイフの配置やシースの意匠も決まっていきました。
素材にに優しく、収納品にやさしく、使い手にやさしい。 でも作り手にとってはむずかしくなることが多い(笑)
この3つのを念頭に取り組んでいれば、長くお使い頂ける物に仕上がると信じています。
それが設計とか開発。試作を大切にする意味なんです。
a0155648_19493326.jpg
何枚かの試作サンプル画像と製作過程の画像をみながら解説致したいと思います。

試作に至るまでには、まず脳内・机上での「あーだ、こーだ」がそれなりの期間ありまして、実際に手を動かすまでには結構時間が掛かったりします。この時間がとても苦しく楽しい。といっても楽ではないのですが。

既に存在している多くの物には何かしらの不備とか弱点があるものです。
勿論当方の作る物も完全ではなく、常に課題を内包しています。でも少しでもそれを減らしたい。

単純に買い換えで済むものや安価であれば問題はないのかもしれませんが、革で作られた物の場合は他の素材以上に長く使用したいとの気持ちを多くの方々がもっていると感じています。そんな思いに少しでも応えられるように、弱点は解消しなければなりません。

お客様以上に自分がいい加減なものを好まない性分ということもあるでしょうが、考えられることの多くに考えを巡らせ対策するのに越したことはないと考えます。

試作中は机上もえらいことになっていまして、途中で撮影をしていることは殆どなく、この製作においても画像は殆ど存在しません。
左の画像は書きなぐりの汚いメモで恥ずかしいのですが、頭の中で考えた物を積層ごとに型紙のカタチを思い描いて各部の整合性を確認している最中のラフです。ワンオフのフルオーダーの場合はこういった物を幾つも書きまして、実際の試作サンプルで検証します。

左画像の下のほうに本番納品用とは異なる試作品が写り込んでいました。
サンプル試作は、先ずパターン(型紙)の簡易型を作り、本番と同素材(良質な端材)を使用して一度組み上げてみます。
針目は荒く縫い、コバの仕上げ等も無しで作り、全体のシルエットやおさまり具合の確認や重心位置のバランスを見きわめます。
試作品があれば補正や修正用のデータ収集と、実際に近い環境や状況での使用感も確かめられますので、ワンオフ製作において試作は最重要な工程です。
a0155648_13082595.jpg
上の画像は試作サンプルを使い、積層によるスペース確保とクリアランスの確認を行っているところです。試作では全体のシルエットに少し余裕を持たせ、ここからディテール上必要な部分以外はバランスをみながら削りおとして行きます。
収納スペース内部の形については刃の形に沿ったものにし過ぎますと抜き差しするときにスムーズにいかなかったり、中子(スペーサ)に刃が当たってしまうおそれがあるため慎重かつ厳密な採寸が必要。とくに背の部分に皮を割く刃が付いている特殊形状な狩猟用のブレードではその辺の調整が重要です。
また、寸法設定においてブレード部分だけが重要なのではなく、縫い引き締めたときに革全体が隆起するように変形したり収縮する箇所も出てきますので、その分量も考慮に入れてつくらないと良いフィッティングは得られません。
a0155648_00070204.jpg

右の画像も同じ試作サンプル。前述した検討事項を確認するためにパーツをすべて組み合わせた針穴をあけた縫製前の写真ですね。

ストーヴルでは床面(裏面)と断面の繊維素性が密ではなく、長い年月使った場合に堅牢性を担保できない部分や、大きなキズ・シミ・シワがある部分の「良質端材」といえる部位をサンプル試作の形出しに使用しています。
もったいないですが、ストーヴルではこのような部分を製品としては使いませんから、試作で役立ってもらってます。
厚紙や布地で形を見るよりも、質感やDNAまでも製品と同じものですから、表情・重さ・使用感まで確認することができます。

ここでちょっと余談。以前も書いたことがあると思いますが、
「ワンオフ品・特注品・オーダー品」等と呼ばれてれている一品物についての考察。
世間では「一品物=良い物」との考えを持つ方も沢山いるようですが、世界に一つしかない物やオーダーを受けてから始めて作る物って、製品としては熟成がされていないということでもあると思うんです。

試作無し状態で作ることはもちろん、
経験やデータ蓄積のない状態で、ぶっつけ本番に作られた物は、セッション的な良さはあるかもしれませんが、依頼主の御希望にそえるほどの完成度に仕上がるかは未知数であるともいえます。
用を為さない物に通常品以上の価格設定や価値がつくことは正しいこととは思えません。

少なくとも自分の場合は、サンプル試作もしくは部分的な試作検証を経ていないと良品にいきつける自信はありません。
もちろんプロですからそれなりの本物っぽい仕上がりには出来ます。
でも、「ここがあとコンマ数ミリ」とか「角度をもうちょっと」とか、ほんの少しにも思える数値やニュアンスの違いだけで、使いやすさや雰囲気は全く変わってきます。これこそが熟成や完成度につながっていくわけで、最も大切にしなくてはならない「あ~だ。こ~だ。」なんです。
なので、基本的には自分のこしらえる物については試作は大前提。

※ といいながら、自分で使うものなんかは試作無しでバッとこしらえて使ってたりします。
  まぁ「まかない」みたいなもんなので。。
a0155648_02451250.jpg
ここからは本番の納品用の製作画像になります。
上の画像はシースナイフの刃側のスペーサーです。
ナイフはシース全体で保持される構造ですから、刃の部分は基本的にはスペーサーに触れない設計になっています。
それでも万が一の【刃の突き抜けや、切れ込み】がおこらないように、スペーサーにも十分な奥行きをもたせ、刃が触れる可能性のある部分は樹脂溶剤を染み込ませ硬化させることで更なる安全性を確保しています。
a0155648_03015499.jpg
スペーサーのナイフ先端のさらに先のほうがあいているのがわかるでしょうか。
シースの先端部分は、埃やブレードについた脂を取り除いたり、湿度がこもらないように排出・通気口を小さく設けています。

シースの内側に白いステッチが見えると思います。画像では小さくてわかりづらいのですが、このステッチは革の床面に溝堀りを施し糸がそこに納まるように縫いあげていますから、ブレード側に糸自体が出っ張っていません。更に糸の表面を蝋でカバーするように擦りこんで馴染ませてありますから、革と面一になり糸とナイフが直接擦れにくくなっています。もちろんナイフにキズをつけてしまうことはありません。

よくあるシースであれば、この位置にはスナップやドットボタン金具の裏側が露出している物が多く、そこにブレードが直接触れるわけですからナイフが傷つくのはあたり前。対策してある物でも、多くの場合は薄い革パッチが糊付けされているだけのものが殆どだと思います。接着だけでは擦れて剥がれるでしょうから本来の対策とは言えません。また押し込まれるチカラがブレードに直接伝わるのもナイフが傷む原因だと思います。


a0155648_03011701.jpg
この画像の状態になるまでにも色々と工程があるのですが、とりあえずオモテ面とウラ面のディテール作りはおおかた完了した状態。
ナイフの収納スペースに革の端材を切り出したものを差し込んでおきます。
こうすれば押されるチカラが加わるなどして革が変形したり潰れてしまうことはさけられます。
a0155648_04171401.jpg
このシースは本体を構成する革一枚一枚が厚く、革だけで構築しても普通であれば十分の剛性がありますが、
ただ今回のナイフは二本収納で重みもありますし、吊り下げる装着方法であることも考え合わせ、更なる剛性の確保が必要と判断。
そこで鞄の底やボディに用いる芯材の樹脂板を本体内部に縫いこみ仕上げました。
剛性と堅牢性の高い芯材ですから、そのまま仕込めばエッジ部がシースの表側にアタリとなって現れるでしょう。
ナイフ収納部内側の平滑性が損なわれ寸法のズレが出てナイフの抜き差しがしにくい状況にならないように、
対策として樹脂板外周部をなだらかな角度で外側に行くほどに薄くなるように仕上げ内部におさめました。
結果、表側へのマイナスの影響は無く、剛性を確保することにも成功。

a0155648_04442653.jpg
うちでは【ストーヴル留め】とよんでいるフラップの開き留め構造ですが、
その個体ごとのサンプル試作とあわせて修正を繰り返し、安定した固定と使いやすさ、それにルックス的なバランスもみながら細かく修正と検討をした上で製品版に仕上げていきます。
差し込むベルト部分に関してもステッチの縫い止まり位置や節度感に影響するフックとなる返しの形状や厚みについても細かく検証し決定します。仮にコンマ数ミリ変われば全く異なる使用感になり、ストーヴルの目指す「きつ過ぎず。緩過ぎず。」には到達できません。

凸状の先端に丸い球が付いたような固定金具をギボシといいます。ギボシにはメーカーごとに品番やサイズは存在しても、ロットごとにサイズや形状が微妙に異なるので、その個体ごとの突起の形状や高さに合わせて受け側を作ることが必要と考えます。
革の受け側に入るスリット状の切り込みの形と穴の大きさを適切なものにすれば、そのまわりの劣化も防止でき開閉時の固定力と操作感も良好な状態が長く持続します。
とくに開閉や固定をつかさどる金具や革の穴周辺部の劣化は製品の寿命に直結することなので、この調整は大切な工程の一つです。でも残念ですが量産品や作り手によっては、それなりの作りになっているディテール箇所でもあります。
ストーヴルでは開閉固定まわりの劣化の可能性がある金具や革については、本体を分解するまでもなくパーツ単体で交換や修理がしやすい設計になるよう努めています。
a0155648_05190517.jpg
このシースは形と大きさの異なる2本のナイフを同時に収納するため、革を積層位置や階層ごとに組み合わせを変化させることで収納スペースを作り出しています。
大きいほうのシースナイフではグリップ・ヒルト・ブレードの高さや厚みから革の積層による安定位置を割り出し、収納時適正位置より奥に入りこみ過ぎないようストッパーの役割をするヒルト部分と、ブレード厚に合わせ刃自体の保持力も考慮した厚みにスペーサーを調整し組みこみ、ナイフをシース全体で安定化させています。
また、フォールディングナイフ収納部は、厚みのあるグリップにあわせて全体が包み込まれ納まるように、
革三層分を吹き抜け状に刳り抜き、高さのあるスペースを設けています。


補足しますと、
画像中央のループの真下がシースナイフのブレードがおさまるスペースです。その内側にある白いステッチがおわかり頂けるでしょうか。このステッチも溝堀りが施してあり手縫いステッチは溝に納まるように縫われていますので、ブレードの抜き差しによって糸が擦れたり切れたりすることはありません。

左側にあるフォールディングナイフが収納されるスペース、その上面にあるギボシ金具について。
ナイフ収納の天井部分の革に直接打ち込むのではなく、円状に切りだしたベースとなる革にギボシを打ち込み、
そのベース革ごと縫い付けていますから、ギボシ金具とナイフが擦れ合いキズ付くことはありません。
もちろん、こちらの天井部分裏側にも溝掘りしたうえで縫い付けていますからステッチ自体が擦り切れるリスクを回避しています。

結局はまた長くなってしまったので、続きは明日以降に。












.

[PR]
by stovlGS | 2017-10-21 23:47 | ナイフシース | Comments(0)

ハンター装備 フルオーダーその1 特注フルオーダーについて


a0155648_23355230.jpg
今回お伝えするのは熊本にお住まいのハンターさんから御注文の装備品三点になります。

以前、ファンシューティング誌に掲載のシース製作記事をご覧になられお問い合わせくださいました。
その時に製作したものは二本組みハンターナイフ用で、付属の純正シースの使用感やデザインを改善するべく構造を全て見直して、使いやすくコンパクトな物になるよう作りかえました。

2010年5月に【シース フルオーダー 2in1】の題でナイフシースのカテゴリー蘭に製作記事を載せてあります。今回の記事とあわせて御覧ください。

今回の御相談は、御依頼主のお父様が長年愛用され受け継がれたハンターナイフ2本と年代物の弾帯ベルトを新規に作り直す御注文。
(お借りした古い御愛用品の画像が無くスミマセン)
内容としてはナイフ二本を同時収納のシースにあらため、弾帯をベルトと散弾ケースの2つにセパレート化すること。

・小型の弾帯(散弾等のケース)
・ナイフシース(ナイフ大小二本同時収納)
・それらを腰に装着する専用の革ベルト

上記三点を専用品のワンオフ製作しました。

勿論ストーヴルが携わるのですから、堅牢なことは勿論、使いやすさは犠牲にせず安全性を重視した構造と嘘のない製法で形にすることが大前提となります。

私自身、趣味でもあるキャンプやツーリング・釣りなどの野外における刃物の扱いの経験はありますが、
ハンティング分野についてわからないところが沢山あります。
わからないところは依頼主と御相談し教えて頂きながら構造や意匠を決めていきました。
また今回は銃器や弾薬の知識も必要だったのですが、ファンシューティング誌の【シース フルオーダー 2in1】でお世話になった専門家の神崎さんに御協力いただき心強く試作を進めることが出来ました。

今後の投稿予定としては、「シースの試作製作」「弾帯とベルト製作」について掲載の予定です。

ここで最初にフルオーダーの特注品について少し。
当方のウォレットなどの定番製品についても完成までには数日間を要する物が殆どです。
特注のワンオフ品製作におきましては、意匠構造検討・試作検証・素材選定・複数回に及ぶ打ち合わせや必要用件の確認等の多くの工程を経まして完成に至るまでには、前述した定番品の数倍~十倍ほどの時間と手間を要します。
これら掛かったコストや時間をすべて計算して価格決定することが、商いとしてみれば当然のことだそうです。でもそれでは、一般的な価格帯を大きく超えてしまいますので、すこしでも常識の範囲内とする為に多くの場合というか今までの特注案件においては掛かった分すべてをご請求にまわすことはなかったといえます。
それでもお見積もりの時点で希望にあわないと判断されることもあります。またそれとは逆に仕上がりや製作内容からすれば安いと言って頂けることも多く、この両方の御意見も参考にしつつ、品質と価格のバランスや作り手の感覚のズレがないかの確認と戒めもふまえお値段を決めています。
それでも、吊るしの量産製品に比べれば、けして安価とは言えないものかもしれません。
しかしながら良いものを目指し嘘のない物を作るためには、ある程度お客様の気持ちの御準備もされて頂けると助かります。

特注・ワンオフ製作においては作り手自身のあり方や完成度への探求等、ある意味自分を追いこむ作業でもあり、ワークス活動や学びの場とも捉え取り組んでいます。
まず時間的な要因に加え利益は殆ど見込めません。集中的に作業するため工程的にも他の製作物の流れに組みこむことは難しく、通常製品でお待ちのお客様に影響が出るように御迷惑をおかけすることもできません。

わがままなことばかりをお知らせして恐縮ですが、ワンオフ・特注品についても御興味あれば御相談ください。
御愛用品となれるよう取り組むことをお約束します。


a0155648_20574335.jpg

今回は上の画像にあるナイフ二点。

大きいほうは背の部分に皮を切り裂くための刃がついています。
小さなほうの折り畳み式のフォールディングナイフは刃とは反対方向に特徴的なフックがついています。
どちらもハンター専用ナイフ。良く使いこまれています。

大きいほうのナイフには本革製の純正シースが付属していました。
このシースは雰囲気も良く量産品としては作りも悪くない物です。
純正品が存在するのにも関わらず、当方に御注文頂いたことの意味をかみしめます。

ナイフなど特定の物をおさめる専用品製作においては、技術的な部分以上にお客様が御自分の大切な品を愛でるお気持ちと、
同じような気持ちで作り手も取り組めなければ、良いものにならないと考えます。

刃物には魂が入っているといわれています。
使い手も作り手も真剣に向き合えば、おさめ処のシースにも魂は宿るはず。


Λ.トップの画像ですが、平面に置いたり腰に装着した状態では全体像が見渡せなかった都合、
 本来の装着位置とは異なる状態で撮影しています。

 婦人9号サイズのヌードスタンに斜め掛けにした状態ですので、
 サイズ感やバランスが実際とは異なる印象になっています。
















.
 

[PR]
by stovlGS | 2017-10-19 17:51 | ナイフシース | Comments(0)

今日は晴れそうですね。

a0155648_03510075.jpg
今後はもう少しバッグ類やシースなどの製作記もお届けしたいと思っています。
最近は作るばかりで情報発信ができていませんでしたからね。
反省してます。

特注仕事やOEM仕事の場合は先方様の御都合もあるんで記しづらいのもあったり、
ワンオフ製作品については説明の写真と文章の構成が苦手なものでつい不精してしまいます。

殆どの製作においてカルテ的に資料画像は毎回撮影してあります。
お客様とのやり取りの上で完成に至ったものばかりですから私にとっても一つ一つ思いのある製作ですので、
性分として軽く書くことが出来ず、ついつい長い説明になってしまいます。
見てくださる方々に負担になる読みづらい記事を減らし簡潔にお伝えできないかがこれからの課題です。

といいましても、定番のお財布類でも多くは仕様変更されている物が多く、
バッグやシースにおいてはワンオフの新規製作物が多いこともあって、御紹介するにはそれなりのボリュームになってしまいます。
オーダー製作におきましては言葉足らずや説明不足が最も避けたい事柄と捉えております。
ワンカットのカッコいい写真でイメージ重視の広告みたいのはどうも出来そうもありません。
大作といえるものはありませんが、新規製作や特注物については製作工程の画像を複数枚掲載するかたちで、
お伝えしてみようと考えています。


Λ.画像は最近のことではないのですが、
 夕日がどういうわけか乱反射して外のクルマのテールランプ越しの透過光となったようです。
 急に作業場の壁が輝いて驚きました。
 ここ数日は雨続きなんで、そろそろきれいな夕日が見たいなぁ~と。
 
 今日は朝から晴れるみたいですね。
 
 
 









.

[PR]
by stovlGS | 2017-10-18 04:04 | Comments(0)

川越まつりは雨

本日、川越は氷川神社の祭礼「川越まつり」でした。
ユネスコの無形文化遺産(世界遺産は有形の自然や建築)の【日本の山・鉾・屋台行事】の一つに登録されてから、
はじめて行われるお祭りの日だったのですが、天候に恵まれず残念でした。

それとね、川越市民にとって今年は思いのある日だったんです。
といいますのも、本来は10月14.15日が祭礼の日なんですが、
ここ二十年以上は観光集客の為もあってか、その日付近の土曜日曜をお祭りの日としてきました。
今年は本来あるべき日の「14.15日」と土日が一致したというわけです。

あいにくの天候でもお客さんは少なくなかったと思いますが、
せっかくお越しいただいたのに本来の川越祭りの雰囲気や楽しさをお伝えできなかったことが残念でなりません。
旧市街全体が歩行者天国となり、電線地中化された小江戸の町並みをバックに山車同士のお囃子合戦、快晴の空の下で皆さんに楽しんで頂きたかったなぁ。
たくさんの夜店は勿論、御寺の境内の見世物小屋とお化け屋敷は昭和感いっぱいです。

皆さん是非来年は川越まつりにお越しください。












.

[PR]
by stovlGS | 2017-10-15 23:55 | Comments(0)

Λ

皆様、御無沙汰しております。

長らく製作に集中していました。
また製作記や日々の諸々等、logとして更新していきたいと思います。
どうぞよろしく。

ストーヴル佐藤










.

[PR]
by stovlGS | 2017-10-14 20:52 | Comments(0)