<   2017年 11月 ( 10 )   > この月の画像一覧

毎月28日は お不動様の骨董市

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たまにはlogらしくその日の出来事を書いてみよう。と思っていたら書いているうちに日付けが変わってました。
毎月28日は、川越の成田山川越別院境内で開催される骨董市の日。
正式には「川越成田不動尊 蚤の市」というそうです。

ストーヴル佐籐にとりましては、御近所の恒例行事なんで遅めの昼休みを利用してお散歩がてら遊びに行きます。
購入することはあまりないのですが、いくつかのお店の御主人と顔見知りになっていることもあって、何か面白い物はないかとグルっと巡るのが月に一度の楽しみになっています。

ここの骨董市は着物や焼き物などが多いのですが、自分は古い道具などが目的の一つ。
今回は、画像にあるような古い軍装品や野外道具の類に見入ってしまいました。
この水筒と鞄の両方とも、帝国陸軍の装備品です。

水筒は将校用のもので全体が布で覆われています。
よく見られる一般兵用の物は、細い帯状の革もしくは綿テープのようなもので粗いバスケット状の簡易的なカバーがついています。

カバンのほうは地図を携行するためのマップケースです。日本語でいうと図嚢。
背面の中央上部にフック状の金具がついていて腰に引っ掛けるタイプ、こちらも士官用です。
革の状態も良く美しく色焼けしていました。大戦当時の革ものは欧米の物に比べると革の厚み自体が薄い物が殆どです。
この個体も革の厚み自体はそうなのですが、おどろいたのは革質の良さでした。
カブセの裏面の滑らかなこと。いつも私がくどい位に言い続けている「繊維組成の緻密さ」、その点でこのバッグはホント素晴らしかった。
物資が不足する前に作られた物かもしれません。

縫製糸は痩せて危うい感じになっていましたが、もっと厚い革で作られていたならば糸を新たに縫い入れ換えて使えそうな感じでした。
どちらも最低70数年以上前の物ですものね。作り手からしますと、本日もいろいろと感じるところがありましたよ。
経過した時間だけが証明出来ることってありますからね。
こういうヒントや実例を目で見て確かめられる骨董や古着などは、市場での価値に関係なく歴史遺産だと思います。
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画像にもありますように、お不動さんの蚤の市、なんでもありです。
古い絵馬と一緒にマリア像、国内外の道具とか諸々。親和性ありますよね。
そんなところが川越らしくていいんです。街自体がそうですから。

来年は戌年ですね。ストーヴル佐藤も犬好き。とくに柴!可愛いですよ。
以前うちにも柴犬がおりました。もう亡くなって10年以上経ちますが、未だに家族内の話題に出てくるアイドル犬です。
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東京国際フォーラムや平和島のような大きなアンティークフェアとは異なり、庶民的なお値段でも楽しめます。
ついでに市内観光もできますので、御興味ある方は川越にお越しください。

あと着物の方が多いのも特徴です。毎月8のつく日は着物の日となっているせいもあって、川越の町中は着物ファンや観光客の方で賑わいます。お寺さんや神社も多いですし、着物レンタルのお店が幾つかあるのも影響しているのか、普段から着物姿の女性をよく見かけます。最近は和服男子も多いですね。
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自分は遅めの時間に行くことが多いので、すでに撤収作業が始まっている場面に遭遇する率が多し。
とくに秋から冬は店じまいが早い早い。
開催時刻は夜明けからなので、早めの時間帯に行くのが通なのでしょうか。





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by stovlGS | 2017-11-29 01:04 | Comments(0)

GSリアバッグ受注/製作、再開しています。 HPN用リアバッグの試作サンプル画像とか

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上の画像は仮縫いの試作サンプルです。  
〇 BMW 2バルブGS用リアバッグの受注/製作を再開しました。
実は少し前から再開していたのですが、手配可能な革素材が偏っていたこともあり、logのほうでのお知らせが遅れていました。ここ数年間の革素材の高騰と安定供給の課題が休止理由の一つでしたが、休止中にリアバッグに適した革を探しまわりまして、現在ではタンナー数社からの良質材が手配が可能になりました。

今まで使用していた物と同じタンナー製の革をリアバッグに合わせ仕様変更して頂いた物に加え、
別のタンナー製の良質ヌメ革も新たに採用しました。この革は私が十年以上前に使用していたお気に入りで、刃の入りや糸の納まりも良くエイジングも美しいものでしたが、手配先から取り扱いがなくなったことで使用できずにいました。実は今回の革探しは首都圏エリアでこの革の取り扱いがあるところを探す旅でもあった訳です。で見つけたんです!
※革屋さんごとに鞣しや仕上げ方が異なっていたり、タンナーの名前を伏せて販売していることが多いという事情があります。

またそれに加えて米国製のヌメ革も使用していきます。こちらは普通のヌメ革というよりもタンニン鞣しのオイルレザーで馬具用の革でもあります。この革はオイル分が多く含まれているのに硬質感があるのが特別なところ。

全ての革でということではありませんが、カラーと染色の方法についても選択が増えました。
おかげさまで、もうこれ以上の物を手配するのは難しいというくらいの革が揃いましたよ。

こうして、以前に比べれば安心して御注文を受けることができるようになり、再開の告知とさせて頂きました。
生産方式は今までと同じで、お客様ごとに牛一頭の半身大の革を仕入れまして上質部位だけを使用する製作方法になります。


〇 製作開発途中で中断していたHPN用リアバッグの製作を数年ぶりに再開。
上部画像は以前試作したサンプル品で、そのまま訳あって数年間にわたり製作を中断していたものです。
現在はこの試作品をもとにして、本製作に入っています。

ちなみに仮縫い用の試作は端材革(といいましても質感の悪くないところ)を用いて、細かなディテールは程々に、縫い目も粗く組み上げます。そうはいっても、いい加減に作るのではなくて、シルエットやデザインバランス・重心位置やフィッティング、容量の確認等、机上の計算だけではわからないところを実物に近い物で確認・検証をする大切な工程です。
※このバッグ画像は製品版でないことを御理解の上でご覧くださいね。

完成までの大まかな流れとしては、「依頼主様と用件確認~意匠検討~車両の採寸~サンプル試作~フィッティング~修正~本番製作」という感じです。特注ワンオフ品の製作の流れを見て頂ければ良いなぁとも考えています。年明け以降になると思いますが、こちらのHPNリアバッグも完成/納品後このlogに掲載の予定です。



〇 【R80G/S・R80GSベーシック専用リアバッグの詳細説明】について
R80G/S・R80GSベーシック専用リアバッグの詳細説明の続報が成されていない状況が続いておりました。
素材手配の状況が好転してきたこともあり製作再開のお知らせもさせて頂きましたので、
遅ればせながら「R80G/S・R80GSベーシック専用リアバッグ その2」についても掲載の予定です。


〇 R100GS専用リアバッグには、素材の種類やカラーの異なるバリエーションが存在します。
今まで作ってきた納品完了済みの仕様違いの個体なども見て頂こうと考えています。



Λ. HPNのリアフレームは数種類ありまして、それぞれでリアキャリアの形状が異なります。
 今回掲載のリアバッグですが、制約の多いキャリアといえると思います。
 まぁ見る人が見れば、この角度のあるカタチで、もうおわかりかもしれませんね。
 そうそう、あのマ〇ボ〇カラーの・・・

 絶対良いの完成させますよー。








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by stovlGS | 2017-11-25 21:45 | お知らせ | Comments(0)

長財布 コードバン バーガンディ 仕様変更オーダー

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先日、コードバンの回でお伝えしたとおり、コードバンを使用したレザーウォレットや小物についても今後載せていく予定です。是非、仕様検討の御参考や比較材料に御覧ください。

ストーヴル定番の長財布には二つありまして、今回はショートタイプではないほうのフルサイズ版【ロングウォレット】のカタチをもとに、お客様の御要望で外装内装ともに仕様を変更したオーダー品になります。

・外装部の革の素材と色の変更 ヌメ革⇒コードバンの外装に
・内装部のコインスペース⇒カードスペース的なマチつき多用途フリースぺ―スに変更
・内装部、紙幣スペース上に幅広のフリースぺ―スを増設
・外装革の内装側に裏地革張り込み補強

今回のオーダー品の変更箇所4点について順番に解説いたします。

通常版では素材にヌメ革(サドルレザーという呼称の場合もあります)を使用している物が基本になりますが、この個体は外装部分をバーガンディ色のコードバン素材、内装部分にはブラックカラーのヌメ革をお選び頂き、ツートーンカラーのお財布に仕上げました。
縫製糸については、どちらの素材の色にも馴染むことを前程に幾つかの色を検討してダークブラウンに決定。革の堅牢さに負けないようにサドルステッチ技法でシッカリと手縫いしています。
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画像では斜め気味に写っていますが、向かって左側が並列配置のカードスペースのまま、右側は本来コインスペースですが多用途フリースペースに仕様変更しています。

御依頼のお客様はコインパースを別に御使用になっているとのことで、硬貨の収納はそちらに任せて、ロングウォレットのコインスペースを別用途のスペースに。通常サイズのカード収納だけに特化した物にするのであれば、ステッチやパーツの切り替えを多用し仕切りを設け個別の部屋をつくる方法もありますが。逆にお財布の幅いっぱいにスペースを確保したほうが使い方の自由度が増し複数枚収納可能になる場合もあります。それらも含めた幾つかの方法を御提案させていただきまして、今回はこの形に決定しました。
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ガバッと大きく開口しますから奥まで見渡せ収納物を容易に目視確認できます。開口する動きのあるパーツには屈曲に耐えうる良質材を部位選定し配置します。この部分に限らず革製品を形作るうえで大切なのは、組み上げ後のパーツ配置を見こした裁断工程をすることを忘れないことです。

通常よくある両サイドに扇型を折り畳んだ形のマチではありませんから、閉じた状態で表側に段差やアタリが出てしまうこともなく、自然とフラットに落ち着きます。長財布型においては、平滑さと厚みが使用感やスマートさに直結する部分ですからマチ構造の選定は大切です。

画像ではわかりづらいかもしれませんが、紙幣スペースの上側にシンプルなフリースぺ―スを増設しています。
このスペースにマチはありませんが、大きめのカードやレシート、出先で頂いた名刺等など収納することが出来ますし、紙幣を二つのスペースに分け収納する場合などにも便利です。定番型のお財布にプラスアルファの補助的な増設として多くの方にオーダー頂いている仕様変更です。

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最近よく採用頂くディテールの一つ。外装部分の内側全面、内装側から見ると屈曲する中心部分に見えている箇所に裏地革を張り込む加工です。見た目も豪華になりますし、うまく施工すれば補強の意味でもメリットがあります。ただこの可動屈曲部分は革製品において傷みの出やすい箇所でもありますので、シッカリとした施工が大前提となります。

この課題には明確な答えがなく、それゆえ考察も無しに簡単に施されている部分でもあるのです。裏地革の張り込み工程は、殆どのメーカーが行っている加工ですが、ここの作りかたひとつで使用感も耐久性も大きく変わってしまいます。
補強にもなれば製品寿命を縮ませかねないディテール箇所です。

今まで当方ではOEM量産も含め相当数この工程部分を作ってきましたが、毎回が勝負でもありました。革の硬度や伸び率・質感や接着強度・アイテムごとの屈曲角度等々検討ポイントが多く、それにあわせて厚みや伸び方向も計算する必要があります。

シッカリとした対策施工ができないのであれば意味のない箇所だとも考えます。裏地革を張るか張らないかに関係なく、もとより屈曲箇所には良い革の更に良質部位を使わなければなりません。

考察は、またいつかあらためて。。
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今回のレザーウォレット、いかがでしたでしょうか。
画像露出的に見えづらい部分もあったかもしれません。どうしても黒を黒らしく革の質感も表現するのは素人撮影ではむずかしいものですね。
この個体自体はコードバンを使用していますが、ヌメ革(サドルレザー等)等での製作はもちろん可能です。
各仕様変更の組み合わせや御相談はどうぞ御気軽に。
下記リンクもよろしくです。




Λ. 戯言を少し。
最近ストーヴルにしては更新が多いとお思いの方もいらっしゃるかもしれません。正直言いまして少し考えをあらためまして、作るだけではなく見て頂くことも大切と痛感しております。今までそれなりに長くお仕事として革製品を作ってきた私ですが、製品の御紹介や製作記をlogに載せるのは何処かこそばゆいものがありまして更新が滞ってしまっていたような気がします。まぁ無精者ということが一番の要因なのですが。

今更なことではありますが、それではいけません。活動報告をして沢山の方に御覧頂いて、今までstovl製品やOEM製品をお使い頂いている方々にも誇らしく思って頂けるメーカーにならなければなりません。構造や製法には今まで嘘なく取り組んできたつもりではありますが、より良いメーカーになる為にも。

企業向けの生産や対面販売等を経験してきましたが、インターネットで直接ご依頼いただけるようになり、昔想像していたのとは異なる印象を持つようになりました。注文生産やオーダーによる製作が多い私共のような作り手にとりましては、旧来の生産/販売形態よりも、御客様との意思疎通や信頼関係は良好なものになっていると感じています。

外から見れば通販としてとらえられるのは当然なわけですが、実のところ通販とは一番遠いところにあることと感じています。また遠方のお客様とやりとりするうち、距離は関係のないことも確認できました。

私自身も幼いころから革が好きで本革(笑)のレザープロダクトへの憧れを持ち続けてきましたので、革好きな方々のお気持ちはわかりますし、革製品の選定において失敗やガッカリを感じてほしくはない思いが強くあります。
うちの製品が良いですよといっているのではなくて、他所様の革製品を選ばれるときでも構いませんので、当方の拙い革の知見を参考にして頂いて少しでも良い選択が成されることを願っています。

「売る側と買う側」というより「作り手とユーザーさん」という感じで、気分良くお使い頂ける物をつくり続けられたら嬉しいですね。







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by stovlGS | 2017-11-23 20:30 | 長財布 | Comments(0)

新型アフリカツイン アドベンチャースポーツ と 80~90年代当時の思いとか

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昨日は近所のモトクロス場で開催されたホンダのオフロードイベントを見てきました。
CRFシリーズの展示と、ワークスライダーによる新型CRF250Rやワークスマシンのデモ走行を見学。

展示車両の中で目立っていたのはアフリカツインのアドベンチャースポーツ。【africa twin adventure sport】

私、もう二十数年前になりますが、アフリカツインを新車で購入し数年間乗っていた経験があります。
結構お気に入りで長く乗っていましたが、後継機のバラデロが発表されオンロードタイヤとキャストホイールになったのをみた時の絶望感といったら。。二十世紀も終わろうとしていた頃なんで、このさきダート指向のトレールバイクはもう出てこないのかといった寂しさを感じたのを覚えています。

そんなこともあって数年前に新型が発表されると聞いた時ときには、自分の中でアフリカツインは既に完結している感が強く、もう乗ることはないだろうと思っていたため感じるものがなかったのも事実。

しかしながら新型のアフリカツインがリリースされると、そのオフロード性能も重視した作りに驚かされ、まわりからも良い評判を聞くことが多かったですし、実際にお店で触れてみて良いオートバイとの印象は受けていました。
なんだかんだ言っても、やはり気になるバイクではあったのです。
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今回のこの車体。新型のアフリカツインの2018年型で、よりダート性能と旅に特化したアドベンチャー仕様なのです。ヨーロッパのEICMAで発表になったばかりですし、細かな変更点や性能の差異については他のどこかで詳しく解説されていると思いますので、そちらを見て頂くこととして。
昔乗っていたライダーとして感じた印象を一言、「これはアフリカだ。」って思いました。

今回のアドベンチャースポーツ仕様をまじまじとみて、カラーリングの影響もあるのでしょうが各部のディテールから昔のアフリカツインを思い出しました。塗り分けされているせいかもしれませんがマフラーの取り回しやタンデムステップの逃がしかた、フレームの感じ、アンダーガードの膨らみ方等、もちろん以前のとは全てが異なる筈なんですが、当時のアフリカツインの雰囲気を感じました。※人によって受ける印象は異なるでしょうが。

サスペンションストロークが長くなり最低地上高が上がったことも良点でしょうね。ルックス的にもカッコ良くなりますし。 昔のアフリカツインはホント地上高が低かったんですよ。
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皆さんが一番気になるポイントはビッグタンクだと思います。
たしかにボリューム感もアップして迫力は増しています。カウルやシートとの繋がりの処理がうまくて違和感がありません。実際に長距離走行をするかどうか以上に冒険感が増すビッグタンクって、この種のバイクにとっては象徴的なディテールなんですよね。

昔各社から販売されていたダカールイメージのバイクに装着されていたビッグタンクの唐突な感じとは趣きが異なります。でもビッグタンク好きとしては、あのアンバランス感こそがそそられる部分でもあるんですが。

このアフリカツイン アドベンチャースポーツ。ホンダ謹製でこのような仕様が手に入るなんてホント凄いことです。完成度の高さはさすがホンダ製。(そういえばアフリカツインをインドで生産とのアナウンスを随分と前に読んだ気がしますが、どうなったのでしょうか。)

さらに高くなったシート高のことさえクリアできれば、このバイクに乗りたい方も多いのでは。
人それぞれ自由に使えるのがオフロードトレールバイクの良さでもありますし、そういう意味でいえばアフリカツインは今も昔もすべてを許容してくれる良い単車なのだと思います。


※注意:ここからは偏った思い込みを含んだ更なる駄文、現行車とは関係のない内容です。
いまでこそアフリカツインといえばベストセラーになるほど売れている人気車ですが、80~90年代にかけては数年に一度100~200台限定で国内販売される程度のバイクでした。限定といっても不人気という意味での限定車、いやいや不人気というより理解され難いといった方がよいのかもしれません。とくに日本においては。

そんな大きなバイクでオフロードは走れないだろうと考える人が大多数の時代でした。林道等の走れる場所は今より沢山ありましたし、ビッグオフの販売台数自体がとても少なかったこともありますが、冒険への憧れをもって乗っていた人の比率は今よりも高かった時代かもしれません。

今ではビッグオフロードの基本装備のようにつけらているトップケースの大きな箱、当時あれを付けてる人はあまりいなかったような。利便性を考えれば納得できる装備ですが、トップケースの装着率の高さはビッグスクーターなどと同じような捉え方をされているということなのでしょうか。

あと当時、個人的に感じていたのは、どんなに進化してもNXR750にはならないということでした。
乗っていた頃は、どこかその先に工場レーサーのNXRの存在を意識していたものです。当時アフリカ乗りの多くがそうであったのではないかとも思います。でも違うんです。エンジンも何もかも別物なんです。
BMWやヤマハ・カジバ・スズキでは市販車エンジンをベースにワークスモデルを作っていたので(ワークスから市販車へのような逆もあり)、レイドファンは思いを一緒に載せて乗れていたというか感じられていたと思うのです。
このへんはホンダファンでもある自分としては寂しかったのが正直なところ。まぁ、オブジェダカールとかマラソンクラス活躍とかいろいろとあるにはあるのですが、フラッグシップのあり方の違いといえばいいんですかね。

とても気に入っていたアフリカツインでしたが、自分の中でイメージとの差異を最後まで埋められなかったことが、この単車を手放した要因の一つでした。

最近、幾つかのHRCマシンを間近に見る機会があったことで当時をいろいろ思いだしたり、本物の空気感みたいなことについて思いを巡らせてしまいます。
レーサーがよいと思っているわけではないのです。
う~ん、なんと表現すればよいのか。
困ったものです。


Λ.逆に考えれば、今のアフリカツインや今後発売されそうなヤマハのT7などは、FIMのラリーシーンとは別の流れで成り立っているバイクだと思うので、昔よりも自由な在りかたで良いなぁとも思います。
モトクロスコースも含め、通行可能な河川敷や林道などの未舗装路は減る一方でしょうけど、オフロードバイクといえるものが存在し続けられることを願っています。
各メーカーのトレールバイクや小排気量車の登場にも期待したいです!

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CRF250L、トレールバイクでも飛べるのです。
全日本のエンデューロに出ている車輛のようです。










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by stovlGS | 2017-11-20 18:55 | モーターサイクル | Comments(0)

長財布 ショートタイプ コードバン×ヌメ革 オーダー


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・ロングウォレット ショートタイプ。
stovlの定番ウォレットで最も長く作ってきた製品。
一万円紙幣プラスアルファの大きさで設計されたコンパクトなサイズが特徴。

今回御紹介する個体は、お財布自体は基本型のままに、素材と色の仕様変更でつくられたオーダー品。
外装にブラックカラーのコードバンを使用し、内装にヌメ革のナチュラルカラーを使用したコンビネーション素材の長財布です。
オプションのロングウォレットも付属で御注文頂きました。

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こちらのロングウォレットショートタイプは一万円紙幣に合わせた横幅寸法のためカードを並列で2スぺ―ス確保することは出来ません。しかしながら、仕切りのない1スペースになったことで幅広の収納部となり、カードを積層する収納方法であれば容量の制約がなく自由な使い方ができるようになりました。また通常のサイズとは異なるカード等はおさめやすくなっています。

オプション(別売)の取り外し式ウォレットロープを組み合わせることで、バイク自転車乗車時・野外活動時の落下や盗難防止にもなり安心です。ウォレットロープは革の色や太さ、金具の素材の変更や組み合わせも選ぶことが可能です。
この画像では、通常版の【ニッケルカラーの合金製】から【真鍮ブラス素材】の金具に変更し、片方の金具を【ブラス製のフック】にしています。

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※広角気味に撮影されている都合で台形のように見えていますが、全体の形状は長方形タイプです。

もちろんロープを使わず、ウォレット単品で使用することが出来ます。
長財布としてはコンパクトなサイズですから、ポケットやバッグ内にも収納しやすく、プレーンな形状も相まって普段使いからおビジネスシーンまで対応できると思います。実際にスーツ着用でお使い頂いているお客様も多くいらっしゃいます。


◎仕様変更の御注文について。

基本の形のままお使い頂ければ結構ですが、このショートタイプはある程度割り切った設計のお財布ゆえ、もう少し収納部が多いほうが良い方もいらっしゃると思います。そのようなご要望にお応えするべくオプションとして仕様変更のオーダーも承っております。
また予め並列個別収納のカードスペースを備え、ショートタイプとは容量と大きさの異なる定番製品【ロングウォレット】という選択もございます。

このショートタイプでは、コンパクトな基本サイズを保ちつつ、カードスペースの増減設や、コインスペースと紙幣スペースとの間に幅広なフリースぺ―ス増設の御注文を頂くことが多いです。

金具による留め構造を廃したフラップ式のコインスペースはストーヴルにおいて特徴的なディテールの一つですが、ファスナー式へ変更することも可能です。
また、スクエアシルエットへの変更や、裏地革の張り込み加工の御尾要望も多いお財布です。


Λ.私自身も長く使用してきたウォレットです。
 少々、使い手を選ぶスパルタンな仕様でもありますが、足るを知る方に使って頂きたい御財布です。
 

◎ストーヴル定番製品価格表/オーダー製品等について
◎お問い合わせ

御興味ありましたら上記リンクも御覧ください。












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by stovlGS | 2017-11-16 23:12 | 長財布 | Comments(0)

白い道 北海道からの便り 

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もう、ちょっと前のことになりましたが、初秋の北海道を旅されたお客様からお便りを頂きました。
メールに添付されていた道北の景色。白い道!
砕いたホタテの貝殻が敷きつめられているようです。これはキレイですね。

R80G/Sにお乗りで、stovl製リアバッグを御愛用頂いて3年になるユーザーさんです。
これからも長くお使い頂けるとのこと、本当にありがたいです。

旅にお供できるリアバッグがホント羨ましいです。

ストーヴル佐藤、ここ十年以上北海道を訪れていないこともあって道内事情についてホント疎くなっています。
こんな良い景色が新たに出来たとは。北海道への旅で訪れてみたいところが一つ増えました。
「白い道」行ってみたいと思います。

※ 昨夏、北海道へ向けて出発したのですが、事情により深夜の東北道で旅を中止したことがありました。


Λ.2バルブボクサーGSシリーズ用のリアバッグ、製作可能です。納期は掛かります。
 
 リアバッグのことも書いてないこと溜まってま~す。今後こちらについても載せていきますよ。ホント。





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by stovlGS | 2017-11-15 20:10 | R80G/S・basicバッグ | Comments(0)

コードバン素材での財布/ウォレットの製作 受注再開!

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前々から発注しているコードバンが未だ入荷してこない状況が続いている為、お客様からの御注文をお受けできない期間も続いておりました。
今回、別のルートよりうちでの定番三色を少量調達できました。数は多くありませんが御注文承れます。

ブラックは厚口なものを中心に揃えました。
今でしたらフルコードバン仕様の製作も可能です。
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バーガンディ良い色です!グラデ―ジョンがありますので、部位により色目や濃さは異なります。
その辺も上手くバランスするようにパーツの配置を考えて作ります。
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とくにブルーは僅少。今回はほんの少しだけの入荷です。

※ブルーもバーガンディもかなり数が少ないので、
 内外装ともコードバンを使用した御注文はお受けできない場合があります。

◎定番色ではない為に在庫はしていませんが、【染料仕上げのコードバン】上記三色以外の同素材、
【ナチュラル色・グリーン・コニャック・ブラウン等】であれば手配可能ですので御興味あればお問い合わせください。

別の仕上げ染色方法になりますが、【顔料仕上げのコードバン素材】であれば常に手配可能です。


今まで載せていないコードバン仕様の製品が多く存在します。
この機会に少しづつ御紹介していきます。

個別に御相談くだされば、御希望に近い物を探して画像をお送りすることも可能です。
 

Λ.スミマセン。上の画像は今回撮影した個体ではありません。
 同じ銘柄の革ですので、以前撮影した画像を掲載しています。






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by stovlGS | 2017-11-13 22:16 | Comments(0)

RC213VS-S。

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先日、県内の総本山にて。
間違いなく究極のロードゴーイングレーサーですね。
最初はワークスマシンかと思ったら、市販バージョンにレーサーキットを装着してレプソルカラーにした個体のようでした。
出ているオーラは完全に本物。
マフラー後端部のメッシュが良い感じ。
ワークスと同じ伊国のSC-project製なんかな。








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by stovlGS | 2017-11-12 20:36 | モーターサイクル | Comments(0)

ツール・ド・フランス さいたまクリテリウム2017

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昨日は自転車レースをみてきましたよ。それも昔から憧れていたツールです。
ツール・ド・フランス公式日本開催レース【ツール・ド・フランス さいたまクリテリウム】
じつはstovlサトー自転車も興味ありなんです。といいましてもオートバイみたいな感じではなくて只乗るのが好き。だから全然詳しくはないのですが。
ここ数年間は一生懸命乗っていなかったこともあり、体力の落ち込みを猛烈に感じております。
また自転乗りを再開しようと思っているタイミングでの地元開催イベント、それもツールですよ。そりゃ行くでしょ。

30年近く前だと思うんですが、当時地上波でツール・ド・フランス開催時に毎晩ダイジェスト放送してた記憶がありまして、それはそれは楽しみにしておりました。
グレッグ・レモン選手とかの時代だったかな。

以前どこかに書いたことがあったと思うんですが、私stovlサトーは旅の要素があるコンペティションに魅力を感じるほうでして、まさに自転車のラリーといえるのがツール・ド・フランスだと思うのです。
私自身80年代から影響を受け続けているダカールラリーとツール・ド・フランスとが現在では同じ主催者のASOになっていることも興味深いです。
フランス人は耐久レースが好きなんでしょうね。ル・マン24時間もフランスですし。

にわか自転車ファンな私でも憧れる総合成績一位の選手のみが着用できる黄色のジャージ「マイヨ・ジョーヌ」。
実際にツール・ド・フランス本戦以外で着用が許されるのは、さいたまクリテリウムだけだそうです。
お~マイヨジョーヌもみれるのか。
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昼過ぎに現地に到着していきなりです。予選ラウンド?が始まってました。観戦しやすいところは既に人でいっぱい。
自分も興奮状態で写真撮るのも忘れてまして最後のほうにチラッと何枚か撮りましたが、人の頭越しに手を高く伸ばしてのノーフレーミング撮影でしたのでブレブレっす。
さいたま新都心の公道に設定された3kmのコースには結構タイトなコーナーが多く、急勾配の大きなアンダーパスもあってそこは山岳ステージとしての意味もあります。市街地コースとしては見どころの多いレースです。

もっと観戦しやすいところを探しながら併催しているサイクルフェスタの会場に移動します。
そこにはメーカーのブースや体験コーナーの他に大型ビジョンが幾つかあるとのこと。
1キロくらい歩き到着しまして各ブースを覗きながら大型ビジョンのある広場に行きますと、そこは特設ステージとグランドスタンドの裏でした。この場所はステージを挟みスタート/ゴール地点の真裏でもありパドックも間近に見えます。ここはレースの状況も直接感じられ、フェスタ会場の外側をグルッと廻るように走る選手たちの姿も観戦でき、見えづらいところは大型画面でも常にチェックできます。
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このあたりをいろいろと散策しながら観戦しようと思っていたところに、
いきなりのチャンピオン登場。ツール3年連覇中のフル―ム選手が戻ってきました。
マイヨジョーヌ!!もうこれだけで来た甲斐がありました。
なんかすごいぞ。ユーロッパステージまで見に行かなくても隣の街で本物をみれるとは。
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日本のエース新城選手。大型画面に映し出されたスプリントレースの様子を見に来られたときだったかな。
この日は表彰台とはいきませんでしたが、素晴らしい走りをされていました。

いやぁ~この後のメインレースはね本当に見ごたえのある面白いレースでした。
とくに最後のあの展開はすごいですよ。最高でしょ。
しかし残念ながら、レース中の画像は殆ど撮れていません。もう薄暗いうえに自転車が速すぎて写真撮っても画がとまんないの。
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レース内容については写真でも文章でも上手く伝えられそうもないので、リザルトや映像画像はオフィシャルのほうでご覧ください。動画を見てもらえれば面白さがわかると思います。ついでにツール・ド・フランス本戦のほうもね。

また2018年大会も観たいと思いました。ちなみに観戦料や入場料は掛かりません。
街を上げてのイベントです。マラソンみたいな感じといえばいいのかな。市街地コースを周回するぶん見ていて飽きないと思いますよ。自転車やスポーツ観戦が好きなひとならば楽しいことしかありません。
グランドスタンドや幾つかの観戦ポイントは企業や個人スポンサーしか入れない席のようですが、サイクルフェスタの会場からでも市街地コース脇でも十分楽しめると思います。

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ゴール後は雨が降りはじめ日中の暑さに比べて寒い寒い、もう暗いし写真撮影どころではありません。
上の画像が表彰式を待つ舞台裏の入賞選手達。寒さと雨に我慢しながら出番待ちの様子。
まぁなんて豪華なメンバーなんでしょう。舞台裏にいる大勢のファンの声援にも答えてくれました。

赤の水玉、山岳賞のマイヨグランペールを着た姿もみえます。
サイクルウエアにおいて、黄色とか水玉とか緑ってすご~く重みのあるカラーなんで、着るのが憚られちゃいますね。
でも意味のある装いのディテールって好きなんですよ。
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さいたま新都心駅前の食のイベント会場まできて何か食べようと思ってましたが、もう雨だし寒いしでみんな撤収作業に入ってました。残念。
上の画像は、さいたまスーパーアリーナの軒先で雨宿り中のところ。
欅広場のライトアップ、寒さ倍増の色。でも、とてもキレイ。

Λ.最近考えているのは先ず自分の実用品としてですが、
 自転車用のバッグとか装備品も作ってみたい。
 遊びで作った事ありますが、もうすこし良い物を仕上げたいなと。

 





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by stovlGS | 2017-11-05 23:57 | Comments(0)

ハンター装備 フルオーダー その6最終回

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数回に渡りお伝えした猟装具の記事、今回で最後になります。
撮影の都合で、画面の中に一緒におさまるようにシース・弾差し・バックルの位置を近くに配置しています。
実際には腰回りに装着して使用されますので、画像とは取りつけ位置は異なります。
とくに細かな説明はありません。前回までと同じような画像ですが、完成した物を幾枚か載せておきます。
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模擬スラッグ弾です。今回はこの弾があったことで新規の設計とフィッティング調整が可能となりました。
御注文があれば装弾数やデザインの異なるものも作れると思います。
正直言いまして銃器関連の製品に関しては経験値は高くありませんが、市販品より劣るようでは作った意味がありませんから、依頼主様と専門家の方とお話して良い物になるよう努めました。
更なる安全性と使いやすさを兼ね備えた完成度の高い物も作ってみたいところです。
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見たまんまですが、この2in1シースは二つの愛用品を同じところに収められるということが最大の特徴なんだと思います。
今回の製作についても、最初にお問い合わせ頂いてから完成まで結構長い期間がかかりました。
複数回に及ぶ打ち合わせや意思疎通を重ね完成に至ってます。
これって信頼関係がないと不可能なことで、結構奇跡的なことだと思うんです。
今回に限らずほとんど毎回のことなんですが御注文の度に本当にそう思います。

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実はこの製作記事を書くまでには随分と時間が経過しております。
このハンター装備品は2012年の12月納品でしたから、もう今から5年前です。

一覧の流れの中で異なる三つのアイテムを作りましたので、製作記を書くにしてもそれなりの分量になることは予想していましたが6回にもなるとは思いませんでした。
狩猟という明確な使用目的があり三つのアイテムがお互いに関係性をもっていますので、一度に紹介が出来ればと思っていました。

ワンオフの新規製作品であっても、形やディテールすべてに意味をもち、その一つ一つの仕様が決まるまで細かく検討を重ね其処に至っています。
それでも長い年月を経て使ってみてわかることもあるでしょう。そのわかったことを対策し改善するのが熟成です。それが量産品の強みです。
でも、最初の一つ目から完成度が低くならないようにする為に出来るだけのことをします。それが試作の意味です。

特注品について最初の回でお知らせした事もありますが、とくに特注やワンオフ品については検証しなければならないことが多岐にわたります。
今回の6回の記事でも、お伝えしたいことのすべてとは到底いえません。

常々感じているのは、依頼された方のお気持ちや理想を上手く形にすることの難しさです。
今回も、この三つの形に行きつくまでには、いろいろとありまして他にも御希望の形や要素もあり、レッグバッグ型やホルスターのような形等、複数の案を経て完成に至りました。
結果としてはとても喜んでいただきまして、私とっても印象に残る製作になりました。
長くお使い頂けるといいなぁ。


特注の場合、いろいろな物や機能を幾つも盛り込む内容の御要望が多いように思います。そのすべてをなんとかしたいのですが、結局のところ多くを満たそうとすれば散漫なものになる傾向が強いのではないかと。大きい物や容量に制限のない物を作るのであればすべてを許容してくれますが、削れる部分と譲れないことの見究めのラインをどこに設定するかで、完成度や仕上がりが決まるようにおもいます。

今回は久々の連続投稿で驚かれた方もいるかもしれませんね。
つくり続ける日々なかで、記すことに気持ちが追い付いていませんでした。
今後も投稿を続けていく予定ですので、どうぞよろしく。







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by stovlGS | 2017-11-01 05:19 | ナイフシース | Comments(0)