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フルコードバン ウォレット 内装コンビ オーダー

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ストーヴル定番の長財布、ロングウォレットの仕様変更オーダー品です。
内外装とも、すべてコードバンを使用したフルコードバン仕様。

この個体は、通常版のヌメ革(サドルレザー)からコードバンへというように素材変更の注文品。
更にスペシャルなことといえば、外装のみならず内装側までコードバンを使用しているフルコードバンだということ。

スミマセン今回は外装の画はありませんが、顔料仕上げのコードバンのため、内側の床面は革そのままの色になっています。
ベージュに見えているところですね。
今回は薄型での製作ですので、裏地革の張り込み加工はしていませんが、この部分に内貼りをすることも可能です。

そして、このお財布のもうひとつの特徴的な部分は、ツートーンのコンビネーションカラー。
カードスペースを構成するパーツの一枚を赤のコードバン素材に変更しています。
素材だけではなくカラーチェンジをすることで、印象も随分変わってきます。

実は外装部もコードバンのレッドなのです。
外装色の赤と、このカードスペースの目のように見えている赤との同素材同色仕様。
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このウォレットに使用したコードバン素材の画像です。
撮影が下手なせいで、革の質感が上手く出ていませんので、言葉で補足しますと黒は少しマットな染料仕上げの物、赤は顔料仕上げの光沢素材です。

※フィルムケースジャケットのサンプルも写っているので気付いた方がいるかもしれませんが、この個体は4~5年以上前に作り納めた物なんです。こんな感じで約20年分のカルテ的な資料画像が溜まっていたりまします。レザーログといいながら時系列な記録ではありません。

この赤いコードバンは、以前入手しておいたデッドストック品でして、色やツヤからしますと高級ランドセルなどに使われていた古い物だと思います。かなり堅牢で美しい革ですが、もう入手出来ないのが残念なところ。
現在では、おそらくというかほぼ確実に生産をしていないタンナーさんだと思われます。
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このコードバン、革の裏側(床面)に、なんともかわいいスタンプが押してありました。
今では見られないディテールですね。登録商標とも書いてあります。

そうそう、このベージュ色が上で説明したのと同じ面です。
ここの質感がとても良く、スムースで、すご~く毛足の短いスエードのような手触りなのです。

コードバン独特のきめの細かい緻密さ。
裏地革を張りつける補強施工も良いのですが、このきれいな面を活かした仕上げかたも、
コードバンを仕上げるうえでは一つの方法であり魅力なんだとも思います。








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by stovlGS | 2017-12-04 02:26 | 長財布 | Comments(0)

長財布 コードバン バーガンディ 仕様変更オーダー

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先日、コードバンの回でお伝えしたとおり、コードバンを使用したレザーウォレットや小物についても今後載せていく予定です。是非、仕様検討の御参考や比較材料に御覧ください。

ストーヴル定番の長財布には二つありまして、今回はショートタイプではないほうのフルサイズ版【ロングウォレット】のカタチをもとに、お客様の御要望で外装内装ともに仕様を変更したオーダー品になります。

・外装部の革の素材と色の変更 ヌメ革⇒コードバンの外装に
・内装部のコインスペース⇒カードスペース的なマチつき多用途フリースぺ―スに変更
・内装部、紙幣スペース上に幅広のフリースぺ―スを増設
・外装革の内装側に裏地革張り込み補強

今回のオーダー品の変更箇所4点について順番に解説いたします。

通常版では素材にヌメ革(サドルレザーという呼称の場合もあります)を使用している物が基本になりますが、この個体は外装部分をバーガンディ色のコードバン素材、内装部分にはブラックカラーのヌメ革をお選び頂き、ツートーンカラーのお財布に仕上げました。
縫製糸については、どちらの素材の色にも馴染むことを前程に幾つかの色を検討してダークブラウンに決定。革の堅牢さに負けないようにサドルステッチ技法でシッカリと手縫いしています。
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画像では斜め気味に写っていますが、向かって左側が並列配置のカードスペースのまま、右側は本来コインスペースですが多用途フリースペースに仕様変更しています。

御依頼のお客様はコインパースを別に御使用になっているとのことで、硬貨の収納はそちらに任せて、ロングウォレットのコインスペースを別用途のスペースに。通常サイズのカード収納だけに特化した物にするのであれば、ステッチやパーツの切り替えを多用し仕切りを設け個別の部屋をつくる方法もありますが。逆にお財布の幅いっぱいにスペースを確保したほうが使い方の自由度が増し複数枚収納可能になる場合もあります。それらも含めた幾つかの方法を御提案させていただきまして、今回はこの形に決定しました。
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ガバッと大きく開口しますから奥まで見渡せ収納物を容易に目視確認できます。開口する動きのあるパーツには屈曲に耐えうる良質材を部位選定し配置します。この部分に限らず革製品を形作るうえで大切なのは、組み上げ後のパーツ配置を見こした裁断工程をすることを忘れないことです。

通常よくある両サイドに扇型を折り畳んだ形のマチではありませんから、閉じた状態で表側に段差やアタリが出てしまうこともなく、自然とフラットに落ち着きます。長財布型においては、平滑さと厚みが使用感やスマートさに直結する部分ですからマチ構造の選定は大切です。

画像ではわかりづらいかもしれませんが、紙幣スペースの上側にシンプルなフリースぺ―スを増設しています。
このスペースにマチはありませんが、大きめのカードやレシート、出先で頂いた名刺等など収納することが出来ますし、紙幣を二つのスペースに分け収納する場合などにも便利です。定番型のお財布にプラスアルファの補助的な増設として多くの方にオーダー頂いている仕様変更です。

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最近よく採用頂くディテールの一つ。外装部分の内側全面、内装側から見ると屈曲する中心部分に見えている箇所に裏地革を張り込む加工です。見た目も豪華になりますし、うまく施工すれば補強の意味でもメリットがあります。ただこの可動屈曲部分は革製品において傷みの出やすい箇所でもありますので、シッカリとした施工が大前提となります。

この課題には明確な答えがなく、それゆえ考察も無しに簡単に施されている部分でもあるのです。裏地革の張り込み工程は、殆どのメーカーが行っている加工ですが、ここの作りかたひとつで使用感も耐久性も大きく変わってしまいます。
補強にもなれば製品寿命を縮ませかねないディテール箇所です。

今まで当方ではOEM量産も含め相当数この工程部分を作ってきましたが、毎回が勝負でもありました。革の硬度や伸び率・質感や接着強度・アイテムごとの屈曲角度等々検討ポイントが多く、それにあわせて厚みや伸び方向も計算する必要があります。

シッカリとした対策施工ができないのであれば意味のない箇所だとも考えます。裏地革を張るか張らないかに関係なく、もとより屈曲箇所には良い革の更に良質部位を使わなければなりません。

考察は、またいつかあらためて。。
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今回のレザーウォレット、いかがでしたでしょうか。
画像露出的に見えづらい部分もあったかもしれません。どうしても黒を黒らしく革の質感も表現するのは素人撮影ではむずかしいものですね。
この個体自体はコードバンを使用していますが、ヌメ革(サドルレザー等)等での製作はもちろん可能です。
各仕様変更の組み合わせや御相談はどうぞ御気軽に。
下記リンクもよろしくです。




Λ. 戯言を少し。
最近ストーヴルにしては更新が多いとお思いの方もいらっしゃるかもしれません。正直言いまして少し考えをあらためまして、作るだけではなく見て頂くことも大切と痛感しております。今までそれなりに長くお仕事として革製品を作ってきた私ですが、製品の御紹介や製作記をlogに載せるのは何処かこそばゆいものがありまして更新が滞ってしまっていたような気がします。まぁ無精者ということが一番の要因なのですが。

今更なことではありますが、それではいけません。活動報告をして沢山の方に御覧頂いて、今までstovl製品やOEM製品をお使い頂いている方々にも誇らしく思って頂けるメーカーにならなければなりません。構造や製法には今まで嘘なく取り組んできたつもりではありますが、より良いメーカーになる為にも。

企業向けの生産や対面販売等を経験してきましたが、インターネットで直接ご依頼いただけるようになり、昔想像していたのとは異なる印象を持つようになりました。注文生産やオーダーによる製作が多い私共のような作り手にとりましては、旧来の生産/販売形態よりも、御客様との意思疎通や信頼関係は良好なものになっていると感じています。

外から見れば通販としてとらえられるのは当然なわけですが、実のところ通販とは一番遠いところにあることと感じています。また遠方のお客様とやりとりするうち、距離は関係のないことも確認できました。

私自身も幼いころから革が好きで本革(笑)のレザープロダクトへの憧れを持ち続けてきましたので、革好きな方々のお気持ちはわかりますし、革製品の選定において失敗やガッカリを感じてほしくはない思いが強くあります。
うちの製品が良いですよといっているのではなくて、他所様の革製品を選ばれるときでも構いませんので、当方の拙い革の知見を参考にして頂いて少しでも良い選択が成されることを願っています。

「売る側と買う側」というより「作り手とユーザーさん」という感じで、気分良くお使い頂ける物をつくり続けられたら嬉しいですね。







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by stovlGS | 2017-11-23 20:30 | 長財布 | Comments(0)

長財布 ショートタイプ コードバン×ヌメ革 オーダー


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・ロングウォレット ショートタイプ。
stovlの定番ウォレットで最も長く作ってきた製品。
一万円紙幣プラスアルファの大きさで設計されたコンパクトなサイズが特徴。

今回御紹介する個体は、お財布自体は基本型のままに、素材と色の仕様変更でつくられたオーダー品。
外装にブラックカラーのコードバンを使用し、内装にヌメ革のナチュラルカラーを使用したコンビネーション素材の長財布です。
オプションのロングウォレットも付属で御注文頂きました。

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こちらのロングウォレットショートタイプは一万円紙幣に合わせた横幅寸法のためカードを並列で2スぺ―ス確保することは出来ません。しかしながら、仕切りのない1スペースになったことで幅広の収納部となり、カードを積層する収納方法であれば容量の制約がなく自由な使い方ができるようになりました。また通常のサイズとは異なるカード等はおさめやすくなっています。

オプション(別売)の取り外し式ウォレットロープを組み合わせることで、バイク自転車乗車時・野外活動時の落下や盗難防止にもなり安心です。ウォレットロープは革の色や太さ、金具の素材の変更や組み合わせも選ぶことが可能です。
この画像では、通常版の【ニッケルカラーの合金製】から【真鍮ブラス素材】の金具に変更し、片方の金具を【ブラス製のフック】にしています。

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※広角気味に撮影されている都合で台形のように見えていますが、全体の形状は長方形タイプです。

もちろんロープを使わず、ウォレット単品で使用することが出来ます。
長財布としてはコンパクトなサイズですから、ポケットやバッグ内にも収納しやすく、プレーンな形状も相まって普段使いからおビジネスシーンまで対応できると思います。実際にスーツ着用でお使い頂いているお客様も多くいらっしゃいます。


◎仕様変更の御注文について。

基本の形のままお使い頂ければ結構ですが、このショートタイプはある程度割り切った設計のお財布ゆえ、もう少し収納部が多いほうが良い方もいらっしゃると思います。そのようなご要望にお応えするべくオプションとして仕様変更のオーダーも承っております。
また予め並列個別収納のカードスペースを備え、ショートタイプとは容量と大きさの異なる定番製品【ロングウォレット】という選択もございます。

このショートタイプでは、コンパクトな基本サイズを保ちつつ、カードスペースの増減設や、コインスペースと紙幣スペースとの間に幅広なフリースぺ―ス増設の御注文を頂くことが多いです。

金具による留め構造を廃したフラップ式のコインスペースはストーヴルにおいて特徴的なディテールの一つですが、ファスナー式へ変更することも可能です。
また、スクエアシルエットへの変更や、裏地革の張り込み加工の御尾要望も多いお財布です。


Λ.私自身も長く使用してきたウォレットです。
 少々、使い手を選ぶスパルタンな仕様でもありますが、足るを知る方に使って頂きたい御財布です。
 

◎ストーヴル定番製品価格表/オーダー製品等について
◎お問い合わせ

御興味ありましたら上記リンクも御覧ください。












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by stovlGS | 2017-11-16 23:12 | 長財布 | Comments(0)

コードバン素材での財布/ウォレットの製作 受注再開!

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前々から発注しているコードバンが未だ入荷してこない状況が続いている為、お客様からの御注文をお受けできない期間も続いておりました。
今回、別のルートよりうちでの定番三色を少量調達できました。数は多くありませんが御注文承れます。

ブラックは厚口なものを中心に揃えました。
今でしたらフルコードバン仕様の製作も可能です。
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バーガンディ良い色です!グラデ―ジョンがありますので、部位により色目や濃さは異なります。
その辺も上手くバランスするようにパーツの配置を考えて作ります。
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とくにブルーは僅少。今回はほんの少しだけの入荷です。

※ブルーもバーガンディもかなり数が少ないので、
 内外装ともコードバンを使用した御注文はお受けできない場合があります。

◎定番色ではない為に在庫はしていませんが、【染料仕上げのコードバン】上記三色以外の同素材、
【ナチュラル色・グリーン・コニャック・ブラウン等】であれば手配可能ですので御興味あればお問い合わせください。

別の仕上げ染色方法になりますが、【顔料仕上げのコードバン素材】であれば常に手配可能です。


今まで載せていないコードバン仕様の製品が多く存在します。
この機会に少しづつ御紹介していきます。

個別に御相談くだされば、御希望に近い物を探して画像をお送りすることも可能です。
 

Λ.スミマセン。上の画像は今回撮影した個体ではありません。
 同じ銘柄の革ですので、以前撮影した画像を掲載しています。






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by stovlGS | 2017-11-13 22:16 | Comments(0)

ロングウォレット ショート コードバン Blue

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前回のlogに少し写っていた青いオイルコードバンを使用したロングウォレット。

カタチは、ストーヴル定番のロングウォレットショートタイプです。
このタイプの解説は、前にも数回書いており重複する部分も多くなりますので、そちらのほうを御覧下さいませ。

今回の製作の御依頼は、以前から載せていますブライドルレザーのネイビーカラーを御覧になり、ブルーカラーのウォレットについてお問い合わせくださり、仕様は勿論ですが、とくに素材と色について御相談しながら進めさせて頂きました。
というのも、ブライドルレザーに関しては手配に時間が掛かりすぎる事と、財布やカードケースなどのレザープロダクト用としてみた場合にstovlの考える構造に即した部位と厚みが供給されていない事などから、ブライドルレザーでの製作を休止しています。
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そして、御紹介したのが、このコードバンなのです。こちらもブライドルレザー以上に最上質で希少な革素材。
おおげさではなく本当に他に代わりの見当たらない質感と表情を持ったレザーなんです。

そして、この色。ネイビーもしくは濃紺といいますか、深く透明感のある鮮やかな部分もあり、照明や日の当たり方によって違った表情をみせてくれる素晴らしい青っぷりなのです。
※画像では、カメラの露出機能の関係で少し明るめに写っているカットもあります。
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このコードバン素材について短く解説します。まず皆さん御存知のように馬革のお尻の部位になりますが、表皮ではないのです。
通常はレザー素材となる表層部分ではなくて、表面の革と筋肉の間に存在する緻密な部分をコードバン層といいます。
そして、このコードバン層は全ての馬の臀部に内包されている訳ではありません。
とくにヨーロッパの農耕馬の物をつかいますが、世界的に農耕馬も少なくなり、専門タンナー(なめし工場)の減少と共に、現在では世界で数社(ほぼ2社で)しか生産されていません。

stovlで通常使用しているサドルレザーやヌメも表情があり耐久性のある革ですが、
それ以上にコードバンは堅牢で美しい革素材です。
馬の体に内包されている革ですから、多くの場合は表皮より薄い物ですが、張りがあり引き裂き強度にも優れる為、製品自体を薄手の仕様で仕上げる事が可能となります。

今回のオーダーは、内側も外側もすべて同素材のフルコードバン仕様です。

市場にある製品の多くは、コードバン製をうたっていても外側だけがコードバンというものが多いと思います。
どちらの組み合わせにも良さがあり、価格と使い勝手のバランスを考えて選択される事をオススメ致します。
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内側の構造ですが、こちらもシンプルなショートタイプの基本仕様となりますので、仕様解説は以前のlogを御覧くださいますよう御願い致します。

上の画像にありますように、芯まで入った染料の特徴で裏側の床面までブルーに染まっています。
個体やロット毎に染まり具合は変わってきますが、表面だけに顔料を吹き付け塗装したものよりも、自然な風合いと透明感が魅力だと思います。
芯通し染めの場合、コバ断面に後で色を入れずに済みますので、後染めの染料のような色落ちや洋服等への移染リスクを軽減することができますし、何より美しい色となっています。

stovlでは、とくに裏地についての御指定がない場合には、裏側の床面に革の裏地の貼り付け加工はしておりません。
この部分は説明がとても長くなるので、また後日別項で細かく解説しますが。
裏地をあてがわず一枚で仕立てたほうが、財布を畳むも反るもフレキシブルに革が動くことが出来ます。一番大切な事は、折りたたんだ時に財布の中心となる可動箇所には、良質で緻密な繊維組成部位を見極め配置する事が最重要だと考えています。
裏面全体を革で裏打ちすることは、実際には補強の意味はあまりなく、とくに堅くて堅牢な革素材の場合は曲げ伸ばしする度に貼り付けた面どうしの内外差によって互いに負担を掛け合うチカラが加わり続け、逆に傷む原因になる事も。
また可動部分に開けたステッチ穴は、常に伸びたり皺が入る力を受け続け、時に切り取り線のように、そこが裂け目のキッカケになる事例も多く見てきました。
常々感じているのは、せっかく組成の緻密な美しい面を選定し配置しても、そこに接着材を塗り込み、革の呼吸を止めてしまう事への抵抗感が私にはあります。
見映えとしてみれば裏地革を付ける事のほうがディテールアップとみなされ、豪華さや手の込んだように見せる効果もあるのですが、考え無しで行った加工では製品寿命を短くしてしまう場合もあります。作り手によっては良質な部位を使わずに裏どめをしてキズや荒さを隠している場合もある事を書き留めておきます。
只、各部の数値と革どうしの特性を検証し裏打ち加工する場合は、良い物が作れると思います。
実際stovlでも、そういった仕様のOEM製品を多く製作してまいりましたが、現在は基本的に一枚仕立ての仕様で製作しています。
裏地革の貼り付け加工をご希望の場合は、そのアイテム・個体・素材ごとの特性にあわせ検証することで製作は可能となりますので、個別にお知らせ下さい。

この個体に関してというか、全てのstovl製品では、曲がるチカラが加わる可動部分には、とくに裏側床面・裁断面の状態を見極め良質な部位を使っています。
革にとって、表の見える位置のキズの有無が最重要ポイントではありません。
stovlでは、この裏側床面と切断面の組成密度の良し悪しを、最も大切な製作ポイントの一つだと考え取り組んでいます。

これらの書いてきました件については、長く検証・研究していますが、明確な答えの無い部分でもあります。
時期をみて現在のstovlの見解を細かく解説してみたいと考えています。
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今回の製作は、ウォレットコードの金具も通常仕様と異なり、真鍮ブラス素材の物をお選び頂きました。
通常の亜鉛合金よりズッシリと重いのですが、より深いエイジングを期待できますし、磨きこんでブラスの輝きを楽しまれるのも良いと思います。


Λ.現在、ブルーのオイルコードバンの御予約を受け付けております。
在庫の革も少量ありますが、追加注文分の手配の都合で数ヶ月お待ちいただく場合もございます。

コードバン仕様での製品価格に関してですが、
革素材として比較しますと、通常皮革の3~4倍の価格となるハイエンドなレザー素材です。
手配の都合と製作するアイテム毎に使用する用尺と技術難度等で製品価格は変わってまいりますので、
個別にお問い合わせ下さいますようお願い致します。
素材価格が数倍するからといって、製品の価格まで同じような比率で変わるような事はありません。
通常革使用に比べればお安くはありませんが、なるべく抑えるよう努めてますので、ご検討下さい。
表だけコードバン仕様、フルコードバン仕様ともに受け付けております。

このコードバン素材の素晴らしさを感じて頂ければ幸いです。

是非。





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by stovlGS | 2013-11-11 23:38 | 長財布 | Comments(0)