ビーパル5月号掲載

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またまたお知らせ遅くなりました。
4/10発売の老舗アウトドア雑誌【BE-PAL】5月号。

人気の連載記事「井ノ原快彦の野外日曜大工店」のなかで、
レザーシース製作の講師としてお仕事させて頂きました。

現在書店等で販売中です。
御興味あれば御覧くださいませ。


本当は恥ずかしいのですがぁ、一応告知・・。


Λ.今月号は黄色の表紙が目印です。
 
 上の画像、端のほうに写っているのは記事内容のシースとは関係ありません。
 20年ほど愛用しているオピネルです。
 現在のモデルと違って、開き留めの安全ロックが付いてないので、
 簡易的なシースのようなものを拵えて被せています。

 自分の場合、たまに遊びで革も切ったりしてます。木材とかも。
 料理以外にも使える万能ナイフです。








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# by stovlGS | 2018-04-30 22:01 | お知らせ | Comments(0)

Λ


a0155648_11202848.jpgひと月近くあいてしまいました。
書けなかったというのが正直なところです。

この1ヶ月間は本当にいろいろなことがあり忙しく過ごしきました。突然の近親者の不幸も重なりまして、気が付くと時間が経っていたという感じで、なんとか進んでまいりました。

いろいろとあった課題や思いは本日をもっておさめ、
更なる良い物作りが出来るよう努めてまいります。

努めるというのは違うかなぁ。
好きだからやっているんです。
なので、ずるい物作りはできませんし致しません。

皆さま、今後ともお願い致します。

お問い合わせ・御注文もお待ちしています。
どうぞよろしく。


Λ.発売日が決まりましたら、またお知らせしますが、ある御本の中でお仕事をさせて頂きました。
 
 いつもはバックナンバーになってからお知らせしていましたが、今回は此方の皆様にも見て頂れば嬉しいなぁと考えています。


もうすぐ春ですね!












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# by stovlGS | 2018-03-09 11:57 | Comments(0)

試し縫い 糸色サンプル 御相談メール用

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御依頼主との御相談のなかで、革と糸との相性についての御質問を頂くことがあります。
定番の組み合わせ以外の相性については、使用予定の革の端材をつかって、幾通りかの試し縫いをしまして、メール添付のかたちで確認頂いています。
お使いのモニターの状態や撮影露出によっても見え方は違ってきますから、全てそのままをお伝えすることは難しいのですが、雰囲気はお分かり頂けると思います。

実際にお客様とのやり取りのなかでメールに添付した確認用画像を何枚か載せます。
どれも端材革にざっと試し縫いした程度のものですから、仕上がりを求めたものではありませんので、その辺はお察し頂きながら御覧ください。


まず最初にストーヴルの考える定番の組み合わせ、
【生成り・ブラック・ブラウン】の革素材と、糸との基本的な組み合わせを記しておきます。


・ナチュラル生成りには白糸やベージュ系の色がよくあいます。
ベージュ色からブラウン~焦げ茶へと色焼けしていきますが、どの色とも馴染みが良く違和感がありません。
白い糸は生産されなくなる心配がありませんので、補修性の意味でも安心な色といえるとおもいます。


・黒革の場合、やはり黒糸です。引き締まった印象になり、より上質感が味わえるのは、この組み合わせでしょう。
ダークブラウン系の糸とも相性よく、レッドやブルーといった明るい色の糸との組み合わせもお薦めです。

※ストーヴル独自の見解になりますが、黒革に白糸の組み合わせはお薦めしていません。
 割と多く見かける組み合わせですが、どんなに丁寧に針目を揃え縫ったとしても、美しく映えない印象があります。
 

・ブラウン系の革には、やはり同系色の茶か焦げ茶の糸との組み合わせは違和感がなく安心感です。
 濃いめのブラウンレザーならば、黒糸との相性も抜群で、ひき締まってみえます。
レッドやブルーの糸とも相性が良いとおもいます。


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生成りの革をブラウンの染料で手染めしたものです。
そこに御依頼主の希望される色糸と共に、相性の良いと思われる糸を試し縫いしてみました。
上から焦げ茶・ブルー・レッド・イエローですね。
私個人としてはどれも違和感ありません。どの糸で作っても上質感のある仕上がりになると思います。
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こちらも上と同じ手染めのブラウンレザー。
左から、白・シニュー(ベージュ)・ブラウン・焦げ茶、の糸です。
縫い方の粗さも影響していますが、この個体に関しては白糸は他の色より馴染んでいませんね。
この白は化繊糸なこともあり、染めの雰囲気にあっていないかもしれません。

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こちらは、ベーシックな生成りナチュラルのヌメ革材。
糸は右端から、白・薄ベージュ・キャメル・シニュー・です。
この四色の糸であれば革がエイジングして色濃くなっても、雰囲気を壊さないでしょう。
シニュー以外は麻糸です。ベジタブルタンニン鞣しの革とプリミティブな天然素材の糸とは相性良いです。

麻糸は天然素材としては最高強度の糸ではありますが、化繊糸に比べれば擦り切れやすいので、長期使用に向いているとは言いきれません。その辺の課題とあわせて選択されることをお薦めしています。
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この組み合わせは作ったことが無かったです。。
長財布を御注文の男性のお客様からの御依頼です。
早速、サンプル検証として取り寄せたピンク糸、生成りのヌメ革の端材に試し縫いしてみたところ、とても雰囲気が良いんです。
少し色付き始めたたヌメ革との相性も良く、ピンクといってもフェミニンさとは違った印象です。一見すると白かアイボリーっぽくもあり、品のある仕上がりになりました。
こういった発見があるのも、お客様とのやり取りがあってこそ。日々、勉強です。

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これはコードバンでのサンプル検証の様子。上から、黒・焦げ茶・茶・シニューの順に試し縫い。
革の色はブラウン系のバーガンディ色。どの色の糸も雰囲気を壊さず良い感じに見えますね。
コードバンの表面硬度もあってか針目が締まった印象に。高級素材は凛と仕上がります。
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表裏ツートーン仕様のウォレット、【外装を黒革・内装を生成り】の色合わせの検証サンプル。
オレンジカラーの糸を御希望でしたので、仕上がりのイメージがわかりやすいように、端材サンプルで試し縫い。

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内装側です。
ナチュラルなベージュ色のヌメ革に、橙系のステッチは違和感なくおさまります。
黒とナチュラルの両方にあう色といえるでしょう。
ツートーンの場合、単色仕立てに比べますと、カジュアルな感じになることが多いです。
黒革と焦げ茶革のような、ダーク系同士の組み合わせでも、それはいえると思います。

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こちらは黒のヌメ革。
上から、ブルー・シニュー・黒(化繊)・レッド・黒(麻)・紺(麻)。
ざっと試し手縫い、フリーハンドでいい加減に縫ってあります。

ベースの革が一緒でも、糸の色で印象はかわるものです。
色だけでなく、糸の素材や太さはもちろん、撚りの方向と本数の違いによっても雰囲気は大きくかわってきます。

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ここから二点は同じ物を裏と表から見た画像、ウォレットの色合わせ確認用の試し縫いです。
変なカタチなのは、希少なコードバン材の小さな端材だからです。

外装がコードバンのブラック。内装がチョコブラウンのヌメ革の御注文でした。
端材革の四辺を其々異なる色の糸で試し縫いしてみました。

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裏面のチョコブラウン側です。
レッド・ブラック・ブラウン・シニューベージュ、の四色は、表面のブラックと裏面のチョコブラウンともに御注文頂くことの多い色合わせです。

ざっと程々に縫いあげた物ではありますが、このような試し縫いサンプルがあれば、表裏其々の面の相性が確認できますし、完成時の仕上がりも想定しやすいと思います。


今回は載せたものは、ほんの一例です。全ての御注文で検証の試し縫いをするわけではありません。
変わった組み合わせや、確認したい御要望があるときには、仕上がりをより明確にイメージしやすいように努めています。
オーダーといっても敷居の高い物ではありません。是非御気軽に御相談ください。


Λ.せっかくの注文製作なのですから、私としても長くお使い頂ける物になれると嬉しいです。
 どうせなら気に入った物に致しましょう!









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# by stovlGS | 2018-02-11 23:47 | Comments(0)

ハーフウォレット コードバンブルー×ヌメ革ブラック オーダー

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前々回に引き続きまして、本日はハーフウォレット/二つ折り財布の御紹介です。
外装をコードバンブルーに変更し、内装はヌメ革ブラックを使用するというコンビネ素材での製作依頼です。

最近ではハーフウォレットのマイナーチェンジや仕様変更の寸法調整によって、若干シルエットが変わってきています。
ほんの1~2ミリほどの寸法変更によっても、みための印象は結構変わってまいります。
上の画像は広角で撮影しているので、遠近感が実際のバランスより真四角にちかい見え方になってはいると思いますが、
実際には長方形といえるシルエットです。
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ストーヴルの定番には、この形とは別に長財布が存在しますが、そのバリエーションであるショートタイプの初期の物は、とくにギリギリといいますか、丁度よいくらいの寸法で作られていました。
程々のタイトさで全体のシルエットを形作っており、まぁ言ってみればスパルタン仕様といえるものでした。
現行型では、数ミリ単位で調整しただけで更に使いやすくなることから、扱いやすさに寄った仕様に全体がなっていった感じですね。

そういう意味ではハーフウォレットも初期の物は、使用感が損なわれない程度のタイトなサイズ感で長らく作ってきました。
時が経ち、個人のユーザーさんからの御注文が増えるに従い、内部仕様の容量増設の御要望が多くなってきたことから、ハーフウォレットもより余裕を持ったカタチに変化してきています。
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前々回の後染めブラックの生成り芯使用のハーフウォレットは、内装のカードスペースを一つ減らしたスパルタン仕様でした。
逆に今回のハーフウォレットは通常のカードスペース三ヵ所から、もう一つ大き目のカードスペースを増設しています。

どういったものかといいますと、相対面のコインスペース下に標準装備されている横開口のカードスペースと同じ構造をもったものを既存の3ヶ所のカードスペースの下につくりました。

この配置は、元々の設計の中で増設できるようにしてありますが、オーダーがあった時にパターン(型紙)を補正して、財布を折り畳んだときに他の箇所に負担が掛からないよう調整しています。

単純にスペースを増やすといった作り方では、折り畳みづらく、型崩れしやすくなったり、使用感が悪くなるおそれもあります。
増設や減設時には、全体のバランスを考えた調整や寸法調整が絶対的に必要。
逆に言えば、何も変化がなかったように普通に感じてもらえれば、バランス調整は成功しているといえるのかもしれません。

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黒革なので、尚更わかりにくいこともありますので、色のついたカードを差し込んでみました。
実際には、奥のほうに収まりますので、カードが見えてしまうことはありません。

縦方向の寸法に余裕がありますので、重ねた状態で厚みのあるカードが5・6枚以上収納可能です。
それといつも書きますが、横開口なので、不用意に出てしまったりしませんから、普段使わないカードや免許証などの大切なものには最適なスペースです。
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ハイ。こちらも毎度お知らせしているコインスペース。
ストーヴルオリジナルの構造「ギザギザ縫い抑え」です。
スペース底面とフラップの取り付けを嵌めこむように固定していますので、段差がなくコインのとり出しでまごつくこともありません。

嵌めこみ固定の縫製ラインが直線的ですと、その糸の僅かな段差が塀のようにはたらきコインエッジに引っかかります。
このギザギザ縫いであれば、コインエッジへの影響が殆どなくスムーズです。
それに加えて、スペース底面の革とフラップ革のつき合わせ部分がめくり上がるような傷み方もせず、固定位置の安定感もあります。

勿論スナップ金具も真鍮無垢の削り出しです。留め外し時の節度感が違います!
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外装本体上辺に細幅の見返し革が取り付けられているのもストーヴルオリジナルの構造です。
この見返し革があることで伸び止めの効果とエッジ部分の耐久性が変わってまいります。
精密裁断が必要なのはもちろんのこと、立体的に積層各部が組み合わさる構造のため、コンマ数ミリのズレも許されません。また厳密な針穴のあけ加が大前提であることから、あまり見られないディテールだと思います。
私stovl佐藤、穴あけは目測のフリーハンドです!ちょっと自慢気~(笑)

半開きの状態写真ですが、財布が折り畳まれますと内装スぺ―スの上辺部と見返し革が嵌まるようにおさまり、紙幣のスペースの折り畳み蓋のように作用します。
まぁ、ここは蓋がなくても、畳まれれば革との面圧があるので、紙幣のおさまりに心配などありませんが。。
財布外周部に硬度があればバンパー的な安心感がありますし、コバ部分を保護できるというのが一番の効能ですかね。
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青いコードバン外装に、ブラック内装は相性抜群です。
内装の黒革に合わせ、黒の糸を使っていますが、外装のコードバンのブルーも引き締まった印象になります。

このブルーのコードバン材は奥深いですよ。
ナチュラルとあわせると爽やかな印象になりますし、
チョコブラウン系とあわせても渋く良い感じのツートーンに仕上がるんです。

完成画像では、コードバンに張りがある影響で、実際の使用時よりもボリューム感が出ているように見えます。
使って馴染みますと、もっと平滑なフォルムになり、より雰囲気が出てまいります。


ストーヴル定番のハーフウォレット。
良質材のみで作りあげた二つ折り財布です。
長く使える嘘のない製品をお探しの方いらっしゃれば、ぜひご検討ください。


〇二つ折り財布(ハーフウォレット)コインスペース内装側型 29500円+tax 
 
 ※仕様変更のない基本価格です。コードバンへの素材変更や内装の増設等は別途お見積もり致します。

下記のリンク二点で詳細は御確認くださいませ。

◎ストーヴル定番製品価格表/オーダー製品等について

よろしくお願いします。












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# by stovlGS | 2018-02-05 00:41 | 二つ折り財布 | Comments(0)

学びとして 他社製品の修理 /考察 

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こんばんは、ストーヴル佐藤です。
本日は革製品の破損/修理についての考察。

※ 修理といいましても、当stovl工房製ではなくて【他所様の製品】の修理です。
お問い合わせ欄や以前の投稿にも記していますが、基本的には他社製品の修理や改造を承っておりません。

〇今回の案件は、常々お世話になっている方とのお話の中からでてきたことで、私の学びの一環ということでやらせて頂きました。

修理依頼箇所はショルダーストラップとバッグの接続部分で、ベルトの革が完全に切れて、両端の糸二本だけでバッグ本体とかろうじて繋がっている状態。
破損箇所を補修するのにも必要な余白はなく構造的な限界もみられます。コスト的な御負担の課題もありまして、簡易的な補修をということで承りました。
簡易的といいましても、いい加減というわけではなく、そのような条件の中での最善ということです。


今回の修理品は、印伝製品では有名なメーカーのもので、大変気にいってらっしゃっる。それゆえにどう心に納めて良いものかとお悩みの御様子でした。
この気持ち、私とても解ります。だから自分は作り手になったというのもあります。

お話によると使用頻度は多くないとのことで、各部確認したところ使い方も悪くないようでした。
気に入っているので、いつも見えるところに掛けておいたとのこと。といっても紫外線に常にさらされている環境ではなく、仕舞いこんでいるよりも革にとって悪い条件とはいえないと思えました。
ベルト部分は風化のような感じで表面の顔料が剥がれ気味で自然劣化が見受けられたことから、原因は構造/意匠だけでなく、革の脆さにもあったようです。全体に粘りが少ない革で薄いところにも問題があると感じました。
婦人用の革製品の場合、軽量な物が好まれることもあって、その革の耐久性の限界をこえた厚み調整がされている物が多いのです。


実は今回が二回目の破損だそうで、以前にも同じように壊れてしまったことがあったそうです。
それはショックですよねぇ。
その時にはメーカーのほうで良心的な対応をしてもらったとのこと。
しかしながら再び同じ壊れ方、また製造メーカ―に修理に出して、同じような直し方をしても早期に壊れてしまうことは目に見えています。


革が切れてしまうのは針目のピッチが小さすぎて、切り取り線のように作用しているからです。
それにくわえベルト幅が細すぎることで、壊れづらいピッチの針目にすることは難しく、さらにミシンで叩くように縫えば、わざわざ切り傷を付けているようなものです。
根本的に解決するには革質を異なるものに置き換えて、ベルト幅を広くすれば少しの改善はできるでしょうが、バッグ側の取り付け幅が変更できない構造では限界があり、同じつくりを踏襲した修理をしても結果は同じことです。

バッグ本体とダイレクトに接続してあることで、ベルトの付け根の動きに自由度が無いことで局所的に相当な負担が掛かり続けているのも大きな原因ですから、限られた制約の中で構造変更を施すしか方法はありません。

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今回は先ほど書いたとおり出来る範囲でベストでシンプルな補修になるよう、コストの御負担が少なくなるよう仕上げました。
出来上がってみれば至ってシンプルで最小限の補修。
(資料用の記録画像なので、解りづらい画ですみません)

傷みの原因になっていたベルトと本体の接続方法を改めました。
お好みの色のDカンを用意して、それを抑え固定する革パーツを作りバッグ本体に固定。
これならば取り付け幅が変えられなくても、バッグとベルトの両方に過度の負担が掛かりづらくなります。

印伝の施された革自体も厚い物ではなかったので、引き裂き強度を鑑みて少し針目のピッチを大きくとり、バッグの縁の積層部を挟みこむように手縫い固定しました。
手縫いの良さは耐久性があることと針目の立体感や美しさにあるのですが、今回はそのような制約があったことでむずかしい部分もあったことをお知らせしておきます。

ベルトのほうは元々の物を活かして傷んでいる個所は取り除き、取り外し可能な接続金具を縫い付け固定しました。
これで、ベルトの劣化や傷みが更に進んでも、そちらだけを簡単に交換することが出来ます。



Λ.他社製品の修理を受け付けていないのは、市販されている多くの革製品が修理可能な構造になっていないということが一番の理由です。
付け焼刃的な修理であれば出来るものは多いと思います。でも、そのまま元の通りに直したとしても、元々の設計/構造/製法/素材選択が良くなければ、再度同じところが同じように壊れるのは明白です。

実際今まで見てきた革製品の壊れることの最もたる原因は使われ方というより、構造上に元々そうなる要素を持っていたということが多いと感じています。

革製品は長持ちするとか一生モノといったイメージを多くの方がお持ちだとと思いますが、革自体がいくら強くても、構造・製法が良くなければ長く使えるものにはなりません。


今回のバッグ/メーカーは、ストーヴルとは考え方も製法も素材もすべて異なるものでしたが、ある意味雰囲気のある物で世間的にみれば好まれている種の物なのだと思います。
修理記事なので、どうしてもネガなところを記してしまいますが、勿論良点もあることを表しておきます。

どんな製品にも欠点はあり、ストーヴルにおいても完全なものではありません。
でも少しでも良いものになれるように、R&Dは必要だと考えています。





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# by stovlGS | 2018-01-31 20:08 | Comments(0)