今朝、新聞を見て知りました。デニス・ホッパー氏亡くなられたそうですね。
数ヶ月前に、余命が・・と報道されておりましたので、覚悟というか心配していました。
悲しいというより、少し気が抜けた。
たしか90か91年に来日した時に、パルコの洋書店に御出でになるということで、友人と二人でバイクを駆って会いに行った事がありました。本物のホッパー氏を前に感動した記憶があります。
映画にも、あまり出ていない時期だったので感激しましたね。
日劇でのリバイバル上映の時に見た映画「ジャイアンツ」の中では、マイノリティへの差別に対する反逆のデストロイな演技と存在感はジェームス・ディーンより印象に残っています。
それに本日世界中で語られるであろう映画「easy rider」はやはり素晴らしかったですね。学生だった20数年前に輸入版のVHSをすりきれる程見て、本当に切れました。
内容はもちろん素晴らしいし、演技以上にデニスさんの演出がカッコ良い!
それと何といっても音楽。ステッペンウルフ、ジミヘン、ザ・バンド、〆はエンディングのロジャー・マッギンのイージーライダーのバラード、どの曲もスバラシ~です。
高校生の時に西新宿の輸入レコード屋で買ったステッペンウルフのLPが出てきました。でも、プレーヤーがないので今は聞けません。久しぶりに見るLP盤。やっぱジャケ写はこのサイズが気持ちよいですね。
という事でYouTubeさんから拝借。
時計を投げ捨てるシーンのカメラワークといい疾走感といい、旅に出たくなるわ~。
この映画の公開された1969年。僕の生まれた年でもあります。
ウッドストック、アポロの月着陸、easy rider。
僕の好きなロックと航空宇宙とアメリカン・ニューシネマの世界に大きな出来事があった1969、自分にとっても特別な想いのある年です。
Λ.最近知ったのですが、イージーライダーのバラードの作詞はボブ・ディランだそうです。なるほど。。
カッコ良すぎるピ-ター・フォンダさんより、ホッパーさんがいつも気になる。
そう、ピーターさん、私と同じ2バルブGS乗りのようです。