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stovl製GSリアバッグ 雨対策とレインカバーについて

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雨対策について。
このリアバッグの素材には、革本来の表情と耐久性をもつヌメ革(サドルレザー)のAランク以上の物を使用しています。
馬具・銃器ホルスター・ナイフシース等々、屋外の活動環境でも使用されている革です。
登山や狩猟・軍用に使用されていることからも、その強さは証明されています。

多くのハーレーライダーがそうであるように、
「雨もいとわず」という使い方もひとつの考え方だと思います。(このへんについては最下段のΛ.で)
しかし、stovlではリアバッグをより良い状態で長く使って頂けるように、レインカバーの使用をオススメしています。

当方で専用のレインカバーを製作することも可能ですが、資材調達や製作コストを考えますと、それなりの価格になってしまいます。
そこで、内外のザック・バッグメーカー製のレインカバー・ザックカバーを実際に幾つも装着し、対候性・操作性・大きさ・価格などの面から、対応推奨品を検討してきました。

検討の結果、GSと同じドイツのTATONKA製10~20ℓ用のカバーが、機能・相性とも良好のようです。
トップの画像は、机上のGSリアフレームに固定したリアバッグにTATONKA製レインカバーを被せた状態です。



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まず、価格ですが、~1480円程度と高品質なのにリーズナブル。
たたみますと収納サイズは、とても小さく手のひらサイズです。 巾着型の収納袋がカバー本体内側に縫い付けてあります。
リアバッグ内の片隅に余裕で収容可能です。

そして、装着性も良好。カバーの裾部全周にドローコードが通してあり、素早く簡単に絞ることができます。
コードストッパーが付いていますから、固定も確実です。
雨の高速道路の走行テストにおいても、大きなバタつきもなく防水性も確認されています。

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ただ一つ課題があります。
本来はザックカバーですから、底部(リアバッグに被せた時の片側面)に水抜きのハトメが開いています。
そこには、ナイロンやゴアテックスなど防水素材の補修に定評のあるKENYONUSA製テープを円く切り、表と裏から挟むように貼り付けて対処しています。
この製品はとても強いものですが、もし剥がれるような事があっても、多めに入っていますから何回でも貼りなおすことができるので安心です。

ユーザー様のほうで、レインカバー・テープともに御用意いただけない場合、
御要望があれば、こちらでテープ処理をしましてリアバッグと共に納品可能です。
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カラーは4種類。
ナイトブルー・レッド・イエロー・グリーン の中から選択可能。

グラブレールをよけ、後端の反り上がったリアフレームごとレインカバーを被せ、裾をドローコードで絞り固定できますから、走行中に外れる心配もなく、脱着も容易です。


Λ. カバー無しで、雨もいとわず使われるという方へ。

じつは、そんな使い方も想定し製作・設計をしています。
雨や濡れた環境が長く続いた場合にも、醜い型崩れがおきないように、キレイに馴染んだ姿へ変化していくよう構造を考え、良質な革を使いhand sewn手縫い製法で製作しています。
そんな事からも、全ての構成面に補強の対策をしています。

アパレルも含め世にあるすべてのプロダクトにいえる事ですが、雨にあたるということは経年変化や劣化を著しく進める原因にもなります。その辺を御理解の上対応ください。

できれば、レインカバーをお使いください。ね!










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by stovlgs | 2012-10-01 15:06 | stovl製R100GSバッグ | Comments(0)
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