dyeing

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ストーヴルでは通常多くの場合、色物のレザーはタンナーさんが鞣し工程のなかで染色したものを使っていますが、
オーダーによってはご希望の色に手染めすることもあります。

染色加工は最近まで長らく休止していましたが、量産OEMから個々のお客様を主とする生産体制に変えたことで、染色依頼のご相談も少しづつ増えてきました。

染色といいましても、その方法や染料の種類による特性の違い、その色ごとの耐候性、各染料メーカーの特徴等々多くの勘案しなければならない部分があります。
また多くの場合、発色・濃淡・色ムラなどの出方が下地となる革の種類やその時々の条件により違った仕上がりになります。

画像のブルーも色の出し方が難しい染色の一つです。
これは2・3回ほど色入れをして耐候性と日光下の見え方のチェックをしたときの画像だったと思います。ここから、後どの程度色を重ねながら濃さや彩度はどうかムラ感を残すかなど幾つもの検証が必要になります。
日光の下と照明下とでは色も違って見えますし、その光源の種類によっても変わってきますので、いかにお客様のご希望のイメージに近づけられるか、毎回本当に試行錯誤と研究が必要なところです。

また、色のことばかりにとらわれてしまうと、革自体の質感が犠牲になる可能性もあるので注意しなければなりません。
染料を入れすぎることにより革自体が硬くなったり、本来の表情を消えてしまうことはどうかとも思います。
このへんは、既製品のようにキッチリ均一的な仕上がりにするか、少し粗っぽさを残しクラフト感のある自然な風合いに仕上げるかでも変わってくるところです。

ちなみに使った舶来染料、とても好きなものなんですが青系についていえば難しいと感じています。
表現しづらいのですが、赤紫ががった層が青の上全体に薄~くのってしまうんです。これを染色中や仕上げたあとに除去するのが凄~く大変。
でも、下地にしっかりと染まったブルー自体はとても良い色なんですよ。

もっともっと研究しなくては。です。

Λ.何か変わった色がご希望の場合は御相談ください。
 今後、定番のブラックレザーについても、手染めによる対応になるかもしれません。









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by stovlGS | 2015-02-08 15:21 | Comments(0)
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