ロングウォレット ショートタイプ ブルー手染めオーダー

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前回載せた手染めブルーの完成品です。
この個体はお客様からの染色依頼での製作でした。
どうしても少しだけ赤みが取り切れませんねぇ。ムラ感ももっと無くしたかったのですが、これ以上色入れしますと濃くなり過ぎるリスクもありましたので程ほどのところで。

日光下では更に色鮮やかに見えます。
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じつはstovlサトーとしては染色の完成度に納得できずに、お客様に事情を説明するために染色後の組み上げ前の画像を見て頂いて、今回は御期待に応えられるレベルの物にならず申し訳なく出来たら染色加工も含め製作を辞退させて頂きたいとのお話を伝えたのです。
そんな頼りない作り手に対し問題ないとの御意見をいただき、製作を続行し完成した物がこの個体です。
こんなケースは初めてでしたが、現在もご愛用頂いているようでして誠にありがたいことです。

先日一年ぶりに御連絡がありまして、ちょっと面白い加工といいますかメンテナンスの御依頼が。
実作業は3月頃を予定しております。
どれだけエイジングが進んでいるのか楽しみですね。
また進度がありましたら、こちらでもお伝えいたします。


※上の画像二枚は少し良く見えてますが、染色のブルーの出方は不確定です。
元々の青い革の状態での美しさを御希望の場合はコードバンのブルーを強く推奨いたします。


a0155648_15443989.jpgΛ.子供の頃から作る事が好きで塗装の類はとくに得意に思っていましたが、革の染色は本当に奥が深いものです。

左の画像見てもらえばわかると思いますが、ムラもありますし赤みも残ってますよ。
ウマ下手な作風を目指してないので、自分としては辛いところです。
革素材や製品でよく使われる「味」という抽象的な表現でのリスク回避はあまり好きではありません。
わざと作り出す味は味にあらず。 なんつって。。
良いものならば使っていくうちに小馴れて、雰囲気のようなものが出てくると思います。

今回は依頼主様にも気に入って頂いていること、自分への戒めもあり載せてみました。

正直、経験値の少ない色や染料もありますので、
こちらから率先してブラックやブラウン系などの定番色以外の染色をどうですかとは言いにくい部分もあるのですが、もし御興味があれば御連絡ください。
良い物に仕上がるよう努めます。

















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by stovlGS | 2015-02-12 03:50 | 長財布 | Comments(0)
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