stovl GS rear bag 雑感

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ここ最近はウォレット類とともに、GSリアバッグも作っています。
上の画像はその個体ではなくて、昨年80GS専用に開発(少し大げさな表現ですが、そんな取り組み)して作った二つ目のもの。
GS用の各種リアバッグについては他の製品以上に作るたび毎回どこかが変わっています。
大きく仕様を変えなくても、1ミリもしくは2ミリ寸法を変えただけでも印象と使い勝手が全く違ってきます。その個体ごとの個性といいますかね。二つとして完全に同じものはありません。

堅牢な厚いヌメ革といえども、元々牛さんは平面ではないですし背の引き締まった密なところもあれば大腿部のように繊維は密でも筋肉の流れにそって立体感があるところ等、革の方向性を見究めないと伸びが不確定で硬さや色も鞣しや部位によってマチマチなのです。
だからこそ最初に切り出す時のパターン配置設定と精密な裁断・良質部位の見極めがホント大切。

完成まで何回も何回も直線は直線らしくなるように面取りや仕立て直しを繰り返します。
糸を強く引けばそれだけ革はたわんだり縫い引き締まって三次元的にカタチや表情は変わります。
線やカーブの正確さと共に、元々の動物だった頃の丸みを生かした立体感も大切にに考えています。
合成皮革ではないのです。

おそらくこの牛さんも北米の牧場で数年間育って食肉加工されたのだと思います。
革と成って、生きていた頃の何倍も十倍も長い期間に渡り活きるように使ってもらえるように、バッグや革製品に仕立てます。
そんな気持ちで毎日作っています。牛さんにも申し訳がたつように。

なので、いい加減なつくりは絶対しないですし、時間を掛け最良の物が作れるよう取り組みます。
GSリアバッグ類に関していえば使用する革素材のグレードと大きさや費やす時間・作業難度から勘案しますと正直厳しい状況が発生しています。

そんなこともあり、このバッグばかり作っているわけにもいかず、今現在このリアバッグ類の定まった価格設定はございませんので御理解いただければと思います。


Λ.上の個体までが80専用バッグとして最初期の試作開発の伴ったサンプル製品といえるものです。
現在、80GS専用は全体の雰囲気は継承しつつ更なる各部寸法見直しと大幅にディテールも変更した形になっています。
すべての物にいえるのですが、一品製作や特注品・また定番製品の最初期の物もお客様に納める前の段階で検証版サンプルが存在しますので、完成度が低いということはありません。

製作上の都合や作りやすさを優先にした仕様変更は致しません。
更に良くなるように。その方向から鑑みた変更だけが改善だと考えます。

コスト削減とか効率化の物作りはせずに取り組んでいければと思います。


GSリアバッグ類については現在御注文を受け付けておりません。(2016.2月現在再開検討中)
 ◎製作再開しました。
 






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by stovlGS | 2015-05-07 19:13 | R80G/S・basicバッグ | Comments(0)
<< 表情とか お知らせ遅くなりました。 >>